2017年7月30日日曜日

ブリトゥン島の洪水

ラスカル・プランギという大ヒット小説(インドネシア版、二十四の瞳か)によって、昨今、ジャカルタからの近場観光地としても、一躍有名になりつつある、ブリトゥン島、残念ながら、今は観光ができない。

大洪水で町中が浸水しており、それどころではないらしい。
新聞 コンパス誌の記事はこちら

9月以降は、雨期になるのだが、ジャカルタも昨今、夕立が多い。異常気象なのだろうか?

ブリトゥン島は、下記のような白い砂浜が続く、美しいが開発途上の観光地。ジャカルタから飛行機で45分という立地で、近くて気楽。

昨今は日系の旅行会社も盛んにツアーの宣伝をしているので、予定していた人もいるだろう。残念ながら暫くは、お預けだ。



洪水が引いたら、また、訪れたいと思う。

前の記事(ブリトゥン島 観光のおススメ)はこちら。

2017年7月19日水曜日

旧紙幣、新紙幣


新紙幣が出てから、結構な月数が経つが、ようやく新紙幣をちょこちょこ入手するようになってきた。左が旧紙幣で右が新紙幣である。

全種類ではないが、どれもお札の色は一緒であるため、比較的見分けやすいと思う。

一番よく使うのが、青のお札。次は一番上の黄色のお札である。

ちょっと駐車場に止まった時の料金、チップ、そんな用途が多い。

赤いお札は、今回もスカルノさんとハッタさんである。初代大統領というのは、それだけ尊敬されているのであろう。

赤いお札は、日本でいうところの1000円札に相当(実際は邦貨で900円弱の価値)する、一番大きいお札ではあるが、とにかくかさばるので、お財布の中1万5千円ほどで一杯になる。

ただ、普段は、そんな大金を現金では使わないので、これだけ持っていれば十分であると言える。

そのうち、旧紙幣が使えなくなると思われる(日本と違って、昔のお札はある程度まで古いやつしか使えない)ので、その時、混乱しないことを祈るのみである。

2017年7月15日土曜日

バティックエアー


評判はイマイチだが、シェアは最大であるライオンエアーの子会社、だけどライオンエアーとは違って、フルサービスの飛行機。それがバティックエアーである。

先般、搭乗の機会があった。フルサービスだが、価格はガルーダの3割引き。魅力的である。


機内の様子。ガルーダと違い、TV等はないものの、パンと水の軽食は出る。本当に簡単な軽食であるが、あると無いでは大違いなので、助かる。でも、機内はとても寒い。


飛行機の種類。ボーイング737-900とエアバスA320を使っている。ボーイングの機種はやや古い機種ではあるが、内部はきちんと清掃されていた。

インドネシアは日本と比べると航空運賃は3割から6割程度、安いと思うが、それでもガルーダはやはり高い。一方、ライオンエアーはイメージが良くないので、バティックなら、と乗ってみたが、まぁまぁであった。

一方、安全度合いを加味すると、やはりガルーダがおすすめであるが、少し相対的に高く感じる。


2017年7月12日水曜日

タケノコ、ポンドックインダーからの移転先

タケノコクリニックは数か月前にシマトゥパン(チトスとカルフールの間)のパルマビル中2階に移転したが、初めて行ってきた。

まずはエレベーター。MZの階に行く。

降りると案内板あり。オフィスビルのようだが、まだ内装工事中である。

そして、つきあたりにいつもの、タケノコ君の絵がある。そこが病院である。

歯医者もあり、ここでなんでも揃う感じ。ちなみに待合室から、外をのぞくと、このような絵になる。

真下は、こんな感じ。少しわかりにくいが、365日、24時間営業なので、南ジャカルタの人は結構、お世話になるであろう。

2017年7月8日土曜日

UHA 味覚糖のグミは売る気なし。


味覚糖さんには失礼だが、やる気がないとしか言えない。UHA味覚糖の飴は、外国人向けのスーパーでも売っており、少し日本より高いけど、ちょくちょく買っているだけに、これは残念。写真のように無料情報誌にグミを通販限定で売り出したとあった。

グミは、おいしいお菓子だが、成分にゼラチン(豚由来のものが多く、この国では御法度)を含むため、基本、買えない。ハリボーというブラジルかどこかの、やたら硬いグミはあるのだが、日本のものと比べて、味で比較にならないほど、駄菓子感が否めないので、あまり買わない。

従って、日本帰国時には大量のグミを買ってきているのだが、そんな折に、この広告を見て、期待して、ネットにアクセスして愕然。1個9万ルピア(約800円)!

日本だと100円ちょっとのお菓子、いくらなんでも、この価格はないでしょう。ネット購入も日本人を当て込んでいるなら、かえってアンチを増やすだけ。手間かけて、アクセスして、これですか??どういうマーケティングセンスしているのかと失礼ながら、いきり立った。

折角、まとめ買いをしようと意気込んでいたが、これはアカン。きっと全く売れないであろう。鶏肉ゼラチンでハラル対応するとか、そこまで思い切らなくても、限定発売なら日系スーパーにもう少し安価に置くとかしないと、ネット限定と期待させておいて(経費が掛からないと想定させておいて)、この価格なら、もはや、理解不能な世界である。

1個1,650ルピア程度のカルピコ・アイス(カルピス社)は、安価でアイディア商品なので、とても応援できるし、大化けする可能性があるが、UHA味覚糖社はセンスを疑ってしまった。

グランドラッキーでUHA味覚糖はキャンペーンをよくやっており、せっせと購入していたが、消費者の方を見ていないマーケティングでは売れませんよ。。。価格設定に、少し呆れた。。




2017年7月5日水曜日

ジョコウィ大統領に会う at Kopi Tuku

ジョコウィ大統領に会うと言っても、たまたまだが、南ジャカルタで至近距離でお目にかかった。数日前も庶民の行楽場、ラグナン動物園に行ったことがニュースになっていたが、今回、彼にお目にかかったのは、チプテ通りのドトールコーヒーのような持ち帰り主体のお店、Kopi Tukuである。

ここのお店は本当においしくて、安い(スタバ比、アイスラテが18,000ルピア=約160円なので、人によっては、そこそこのお値段と感じるが、買えない値段では無い。そして、味が良い)ので、いつも大混雑しているが、大統領が来るようなお店とは思わなかった。

いつものようにお店にコーヒーを買いに行ったら、人だかり。しかも、茶色のお揃いのバティックを着たガードマンが何人もいて、ポリスの白バイまで数台止まっていた。




あぁ、これはOrang Besar(オラン・ブッサール=偉い人)だな、と思ったが、ジョコウィ大統領とは思わなかった。奥さんと子供さんと3人で来ていた。

気さくな人で皆さんと握手にも応じており、なかなかの好感をもった。


彼くらいの偉いさんになると、レバラン休暇の間は遠出すると却って、大変なので、ジャカルタにいて、普通の人と同じように近場を楽しんでいるのだと思う。

いやぁ、意外なところで意外な人に会えますね。日本より、政治経済をとても身近に感じるのも、ジャカルタの良いところである。




2017年7月2日日曜日

セブンイレブン、インドネシアから撤退する

インドネシアのセブンイレブンは、現地資本がフランチャイズを実施しているのだけれども、業績不振で2017年の6月末でインドネシアから撤退することになった。

日本では勝ち組の代表のセブン、インドネシアでもコーヒーが美味しいので重宝していたのだが、やはり現地資本のインドマレットやアルファマートには勝てず、というところか。

一方で日系のファミマは、現地資本のスターマート(HEROを経営している会社が持っていた)を昨年度買収して、結構な存在感を持っている。また、意外とサークルK(日本ではファミマに吸収されてしまったが)が結構目立つ。たまにローソンもある。

ジャカルタのスカルノハッタ空港にもファミマがあるが、セブンは町中のみ。サークルKもスカルノハッタ空港の外のキヨスクみたいなところだけど、空港に売店がある。




こちらのセブンイレブンは、日本と違い、セブン銀行も無いし(インドネシアでは24時間営業のATMがあちこちにあるので、コンビニに行く必要なし)、品数も少ないし、差別化できるのはコーヒー程度。あとは屋外にイスとテーブルを並べてお客を呼び込む(これは優れていると思っていたが)位で、みなさん、コーヒーショップより安くておしゃべりできるので、喫茶店代わりに使っていたが、客単価が伸びなかったのだろう。

日本で強いコンビニが海外でも強いとは限らない例か。結構、がんばっていたようにも思っていたが、、、。

新聞では酒類の販売がコンビニで規制されてから、売り上げが低下し、、、、と書かれていたが、日本と違って、そんなに酒類がコンビニでバカバカ売れる訳ではないから、これは言い訳にしか聞こえない。

結局はインドネシアの人に十分、支持されなかったとしか言いようがない。


スーパーでもイオンは海外に積極的で、インドネシアにもどんどん店舗を広げているが、イトーヨーカードは出てこない(中国にはいるらしいが)。

そう考えると、長い目で見ると人口の低減する国内依存のセブンはまずいのではないかと思ってしまう。