2015年12月27日日曜日

ジャカルタ アパート事情・相場、住む場所 (その3)-お手伝いさん

なんと同じ題名で第三弾です。住むところは大事ですからね。更にもうひとつ、家の目星がついたら、お手伝いさんをどうするか、というのが次に来ます。日系のスーパー(例えばパパイヤなど)に行けば、良いお手伝いさんなんだけど、帰国するのでよければ連絡ください。などといった掲示がありますし、会社にお勤めであれば前任者からの引き継ぎ等々もあると思います。国によっては「あなたの物は私の物」的な考えをするお手伝いさんでトラブルやストレスに悩まされる事もあるようですが、インドネシアの場合は比較的その確率は低いのではないかと思います。

勿論、お手伝いさんと合う、合わないはありますし、日本人は普通の人はお手伝いさんを国内では使っていないのが一般的なので、当初はなかなか慣れないと思いますが、結論として「お手伝いさんはお願いするのがおすすめ」といえます。通いでも週2-3回程度なら6-7千円程度ですし、住み込みでも1万5千円程度がジャカルタの相場だと思います。これで炊事・洗濯・掃除をこなしてくれるので、ものすごく助かります。炊事は人によっては任せていない人もいますが、洗濯・掃除を助けてくれるのは本当に楽。お子さんがいる場合は尚更です。

昔は、チュチ(掃除係)、コキ(料理係)と最低2人のお手伝いさんを雇う必要があったようですが(当時の法律?)、今は2人雇う人は地元の大金持ち位で、日本人は通常1名で十分だと思います。時々、あれ?と思うこともありますが、ベテランのお手伝いさんなら、かなり安心です。一方で田舎から出てきた新人お手伝いさんの場合は衛生観念等が合わず、色々大変な場合もあるようです。

イスラム教徒が9割を占めるお国柄ですので、(宗教上)豚肉に触りたくないから、それは料理できない、というお手伝いさんもいるようです。余談ですが、大きいスーパーなら大丈夫ですが、豚肉はメジャーでは無いので、豚肉好きは一手間かけて買い物に行くしか無いですね。

余談ですが、乳製品(牛乳、ヨーグルト)も日本より高いです。こちらの人はあまり、乳製品に馴染んでいないので、乳製品を使った料理(例えばグラタン)はお手伝いさんに期待できないかも知れません。

ただ家にいて手伝ってくれる、これは本当に有り難いことです。家族がいる家庭では(嫌だったらやめるということで)トライするのが良いと思います。また、一般的にチョバ(インドネシア語で試すという意味≒試用)期間が3ヶ月程度あり、見極めができる仕組みになっています。

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