2015年12月29日火曜日

インドネシアの祝祭日(休日) -日本に比べると少ないです。

インドネシアの祝祭日(休み)は日本に比べると少ないです。しかも日本の場合は土日が祝祭日になると月曜日が振替で休日になるという素晴らしい仕組みがありますが、インドネシアの場合、それは「不運」(?)の一言ですまされてしまいます。つまり、振替休日制度はありません。

インドネシアで一番長い休日は?というとそれは「レバラン休暇」です。今年は7月中旬にありましたが、来年は7月上旬予定です。イスラム暦(ヒジュラ暦)は1年がおおよそ354日になるので、ラマダン(断食期間)、並びにレバラン(断食あけ大祭)の時期は年々ずれていきます。また実際には新月の欠けの状態を見て、宗教省が各々に対し正式な時期を別途発表しますので、年初の休日予定は「見込み」という事になります。

一方、イスラム教徒が圧倒的(9割)というインドネシアですが、クリスマスそれなりに大々的にありますし、クリスマスは国民の休日になっています。ショッピングモールに行っても、大きなツリーが飾ってあったりで商魂たくましいのは世の東西を問わない、といえると思います。

特に今年は日の並びが最高でして、12月24日ー25日が祝祭日、26-27日が土日でしたので、久々の4連休となり、これを満喫した方も多いと思います。ただし年末年始は12月31日の大晦まで平日が続き、年初は通常なら1月2日から通常運転、来年(2016年)に限っては土日のお陰で1月4日から平常に戻ります。なお、バリに関しては「ニュピ」と呼ばれるヒンズー教のお正月(バリ島はインドネシアではありますが、イスラム教ではなく、ヒンズー教徒が殆どです)には観光客といえども外出禁止となってしまいます。(2016年の場合は3月9日の予定ですので、行かれる方は注意が必要だと思います。)

休日が少ないことによるデメリットは多いですが、数少ないメリットとしては仕事が進むことは勿論(そんなことはどうでもよい?)、家庭車の運転手さんの休日出勤・残業代が減ること(せこいですが)位です。やはり、個人にとってはデメリットの方が多いかと思います。

ちなみに今年の12月9日は急遽、(多分2週間程度前?)に選挙のため、祝日となりました。さすがにこれはイレギュラーなケースのようですが、休日は多少変更があるもの、と鷹揚に構えておくと良いかと思います。

祝祭日の予定確認はこちら(インドネシア観光省HP)が便利です。


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