車に乗っている時に、パサラヤデパートに大々的看板がかかっているのが見えたので、早速、行ってみた。
パサラヤデパートは、ブロックMにある大型店。非常に有名だが、ものすごい品揃えである。
バティック専門モールであるタムリンシティと双璧で、相当なものである。3Fは全てバティックで、埋め尽くされている。
バティックで、一番高いのは、Setera(シルク)のTulis(手書き)品である。ピンキリだが、普通3-8Juta、つまり日本円で2.4万円から、6.4万円位の価格帯である。
勿論、手書きは、全て一品物なので、更に高額のものもある。日本に比べて、物価水準の低い、インドネシアにおいて、この価格は日本人の考える3-5倍の実感価格であろうと思う。
つまり、6-30万円位の感覚だ。日本でいうところのデパートの、お仕立てスーツの価格帯に近いものがあると思う。
バティックはシルクで手書き(Tulis=トゥリスという)の値段が一番高く、次はシルクでスタンプ(Cap=チャップという)が高い。素材と印刷方法、手書き→スタンプ→印刷の順で価格が決まる。
とにかく、バティックセールが10月後半の客寄せ、目玉のようである。4割引きというのは、非常に魅力的だし、ピンキリで安いものでは数百円のものも売られているので、掘り出し物を探しに行ってはどうだろうか。
マレーシアや、スリランカ等にもバティックは存在しており、東南アジアからインドにかけての文化であると思う。
パサラヤの一階の車寄せにも、この通り、大きな看板が出ている。
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さて、このデパート、お会計はいったん伝票をもらって、レジに支払いに行く。その場で、現物の受け渡しはできない、レジで支払い後、店員が現物を持ってくるという、昔ながらの方式を採用している。
このデパートに行ったことのある日本人は、皆同様に感じると思うが、店員が働いていない。
とにかく、客を無視して、談話に興じている。声をかけないと、全く事が進まないので、いずれ淘汰されるように思う。
デパートを出たところの風景。ブロックMのバスの駐輪場と多くのバジャイ(タイではトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシー)が多数止まっている。イメージとしては、新宿だろうか。買い物帰りのお客さんを待っていると思われる。
ここも、いずれ、MRT(地下鉄)が2年後にできれば、人の流れが変わってしまうようのだろうか。
話は戻るが、レバラン時期など、年数回セールが催されるので、高額商品の買い物はセールに限ると思う。それを考えると、今は季節外れだが、パサラヤでバティックの買い物のチャンスである。
ちなみにJCBカードを持っていると基本、パサラヤデパートは1割引きになる(会計時にJCBカードの請求額から引いてくれる)。ただし、今回は特別サービスらしく、併用はできないと言われてしまった。
更に1割引きを併用できるのは、国営マンディリ銀行発行のカードだけのようである(宣伝の看板通り)が、4割引きでも満足の買い物ができると思う。
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