ジャカルタの空港は2つあって、昔の羽田のような位置づけで国内線だけが飛ぶ、ハリム空港と、今の羽田みたいな位置づけで、国際線と国内線が飛ぶ、スカルノ・ハッタ空港がある。
スカルノ・ハッタ空港で最新の第三ターミナルは、国営ガルーダ航空の専用ターミナルだが、私は、そうでない、国際線のターミナルの方が好きだ。
しかも、写真のように民族衣装のバティックを着せたキャラクターを置くとか、遊びがあって良い。ちなみにこのキャラクター、本年開催されるジャカルターパレンバン、アジア大会(オリンピックのアジア版)のキャラクターでもある。
インドネシアのような国ではオリンピックに日本のように何百人も送り込めない。せいぜい数十人でしか送れない。これは予算が関係しているせいだと思う。
したがって、オリンピックよりもむしろ、アジア大会の方が何倍も盛り上がるのである。
アジア大会は近隣諸国が自国で開催されるので、距離的なことや、物価水準等を考えても、十分に参加できるのである。このあたりは日本にいるとわからない実情や感覚であるが、オリンピックのときも、日本みたいに大勢参加していないから、ということで知識階級の人ですら、割りと無関心であった。
話は戻り、空港内の風景。国際線へのゲート前はこんな形になっていて、木が多く使われ、広々としていて、古き良き感じがする。
そして、待合室。東南アジア、全部がそうだが、空調が効きすぎで寒いのが問題だが、やはり天井が高く、木があって癒される。
今時の第三ターミナルは、やはり、近代的素材を使いすぎて、無機質になっている。これは世界のトレンドなんだろうけど、いつも古いターミナルを使うたびに、古いものが良いと言う面を忘れないでほしいと思うのである。
同じようなことを思っている人も多いのではないだろうか。
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