日本は夏休み。インドネシアはレバランが終わって、それとは別世界だし、8月中旬からはアジアンゲームが始まって、ジャカルタ市内はとんでもない交通渋滞になるだろう。
でも、国家予算のないインドネシアの人々にとっては、オリンピックより、数倍盛り上がるのがアジアンゲームである。なにしろ、先般のオリンピックでは、参加競技は勝てそうなところに限定的で、チームも選手全員で28名だけだし(日本は336人が参加)、このあたりは、国力の差がどうしても出てしまう。
まぁ、そんなことだから、アジアンゲーム、しかもホームでの開催は俄然力が入っていると思う。
そうなると渋滞時間に何をするか、土日は市内の通行を控えて何をするか、ということになると思うが、ゴルフや足マッサージだけではなく、たまには読書もおすすめだ。
海外に駐在していると正式には、株式投資は日本の税法上、できなくなるので、意味がないのかもしれないが、「株式投資の未来」という少々古いがその道では有名な本が良書なので、読破したいと思っている。
簡単に言うと高配当株に配当を含めて再投資することで、インカムが最大化するという話。米国株は株主の権利が大きい(会社は株主のもの)のと、減配なんてしようものなら、経営者は無能よばわりされることもある(だからプロ経営者が多い)ので、増配年数を誇りにしているし、1株あたりの収益を増やし、増配しやすくするために自社株買いも積極的に実施している。そういったことを過去、数十年にわたって、米国の学者が研究した成果を示している書である。
かなり読み応えがある。
また、海外では、いろいろメンタルで疲れることも多いと思うので、そういった方にはこちらの「上司の心得」がおすすめである。たいそうな題名だが、パナソニックの松下幸之助さんが、いろいろ示唆に富む話をしたのを愛弟子の方が回想しているというものであり、なかなか面白い。例えば、松下さんはプラス思考の人で、若いころ船から落ちても、命が助かりラッキーだと感じたとか、部下が気付くまで、わざと同じ質問を何度もしたりとか、これは洋の東西を問わず、使える話だと思う。
インドネシアでも、ブロックMの旧カモメスーパーの2F(1Fには足マッサージのコクオウがあるろころ)にも中古本屋がある。
なかなか、上記のような本に出合えないこともあるが、のぞいてみると面白いと思う。
あとは日本に一時帰国時にしこたま購入するのが良いと思う。スナヤンプラザ(そごうの入っているビル)の紀伊国屋で購入でもいいのだが、何しろ高いので。。。
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