2016年8月7日日曜日

スカルノ・ハッタ国際空港

インドネシアの独立記念日(8/17)にちなんで、もう一件。東南アジア最大の都市、ジャカルタの空の玄関口となる国際空港は、ご存知「スカルノ・ハッタ国際空港」です。

これも有名な話ですが、空港の名前がなかなか決まらず、最後は独立した後の最初の大統領であるスカルノ氏と副大統領であったハッタ氏の名前を取って、スカルノ・ハッタ国際空港としたとされています。

ジャカルタには、もう一つ、通称「ハリム空港」(ハリム空港に関する前の記事はこちら)がありますが、現在、こちらは国内専用空港として、使われています。

ハリム空港は、都心部にあるので、非常に便利なんですが、時代の流れと共に航空機輸送が多くなり、やはり土地が足りず、拡張できなかったということなのだと思います。

これを考えると何となく、日本の羽田空港と成田空港の関係、伊丹空港と関空の関係にも似ている気がしますが、羽田空港に関しては沖合なので、まだまだ拡張可能で、成田空港との関係は難しいですが、便利な空路を支える空港として、まだ成長できる余地が非常にあると思います。

現在のスカルノ・ハッタ国際空港の内部です。片流れの屋根と木が多用されているのが、優雅でいいですね。少し昔っぽいデザインですが、空間も広く、とても良い空港だと思います。

以前は、搭乗口ゲートに行く前にも、セキュリティがあったのですが、最近は、各搭乗口の直前にセキュリティ・チェックの場所が移り、これによって業務効率がアップしたと思います。

少なくとも依然見かけた大行列は見なくなりました。

待合室も天井が高く、異国情緒満点です(もう慣れてしまいましたが)。


ただし、未だにインフラは十分ではありませんので、国内便は、いったんバスに乗って、搭乗する飛行機まで行くのが一般的です。(搭乗口とタラップは直結していない)

実際問題としては、全く問題ないし、寧ろ、空港の中をバスで廻れるので、結構、楽しいというのが本音です。

インドネシアの良いところは、結果的かもしれませんが、お金をかけないでも何とかしてしまうところです。また、日本のように完璧を求めず、知恵を絞っているので、感心することもあります。

次の記事では、感心することのひとつとして、インドネシアの薬(市販薬)のことについて、少し書いてみたいと思います。

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