2016年8月9日火曜日

インドネシアの市販薬 (日本も真似てほしい)


この写真、スーパーでのインドネシアの市販薬コーナーのものです。
アスピリンとか、日本でもお馴染みの薬も売られています。

写真を見ると、鼻かぜに効く、とか、頭痛に効く、とか、みるだけでわかるのが、面白いです。

私が常々インドネシアの方が優れている!と思うものに、この市販薬の売り方にあります。
メーカーからすると逆意見でしょうが、消費者目線で見ると大変優れていると思います。

写真を見て、既にお分かりかと思うのですが、優れていることとして、

1)バラで購入できるので、必要な時に必要な錠数だけ買える。(廃棄等の無駄がない)
2)箱が無いので、エコであり、かつ、値段も安くできる。

この2点が大きな特徴です。注意書き(何粒飲むとか)は、パッケージの裏に書いてあり、日本のように外箱&注意書きの髪を箱に入れるなどが無いですが、全く問題ないと思います。

またお値段も見てください。1回分、2,200ルピア(約18円)とかで、格安。たぶん、薬効は日本でいう後発薬なのでしょうが、十分です。とにかく安くて、エコ。無駄がない。

くどいですが、本当にインドネシアの市販薬は売り方が優れていると思います。飛行場では、国内線は搭乗口から、バスに乗って、タラップから飛行機に乗り込むのが普通と前の記事で書きましたが、それと同じで無駄なお金をかけずとも、十分な機能が発揮できます。

インドネシアの庶民の所得水準も考えての販売戦略に「あっぱれ!」と言いたい気持ちです。
売店でのコーヒーの飲み方(小袋で買って、お湯を注いでもらう。前の記事はこちら)とも通じる部分ですが、知恵と工夫で、お金をかけずともQOL(生活の質、Quality of Life)は、何とかなるものですね。

インドネシアの人の知恵に感心した件でした。

  

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