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2018年6月17日日曜日

(海外旅行)ジャカルタからスリランカ (6)

少し忙しくて更新が非常に遅くなってしまっているが、スリランカ旅行の続きである。

今回はかなり長いシリーズとなっていて、今までのマレーシア旅行編(2回で終了)とは大違いである。それだけ、スリランカは見どころが多いと思う。

また、とにかく遠いので、今のようなレバラン休暇とかを利用して旅行するのが良いと思う。インドネシアのレバラン休暇が優れているのは、1年が365日ではなくて、354日で廻るイスラム暦に基づいているので、世界の旅行ピーク時期と一致しないことである。

だから、空いているときに旅行できる。ただし、マレーシアのように同じイスラム国家だとこれが逆で、どこも休んでいたりして、不便なので、イスラム国家以外に行くのが良いと思う。

前置きが長くなったが、いよいよシーギリア・ロックのある街、シーギリア編である。

車をチャーターして(といっても、なんとインドのTATA製の小さなクルマだった)、シーギリアに向かう。途中の町並みは、以下の写真の通りである。




とにかく、この国でタクシーと呼ばれている、バジャイが多い。

そして、こちらがシーギリア・ロックである。デカイ岩の異様な光景。
この上に城塞都市が築かれている。

そして、この岩を登るのだ。かなり急な階段である。

途中は、こんな恐ろしい?ところを渡っていく。高所恐怖症の私は結構、冷や汗モノである。

眼の前の風景はこんな感じ。インドネシアでいえば、ボロブドゥールの上からという感じだが、それよりも更に高い。

更に登っていくと、このような動物の爪を模した遺跡があり、スフィンクスのようだ。これまた非常に急な階段をひたすら登る。

そして、頂上からの眺め。上層部には溜池があり、生活ができるようになっている。
その昔、西暦477ー495年頃、ここに城壁都市があったのである。日本なら、仏教伝来が538年、法隆寺建立が607年と言われているので、その少し前に、これだけの石造文化があったのが驚きである。


どこまでも続く、平原。その中にぽつんと発生する城壁都市。まさにボロブドゥールと同じような感じで、今となっては不思議の限りだが、一見の価値はある。

<続く>

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