2019年8月26日月曜日

インドネシア首都移転計画

人口集中と慢性的な渋滞のあるジャカルタから、カリマンタン島(マレーシア名:ボルネオ島)の東部、バリックパパンとサマリンダの間あたりに首都移転が発表となった。

2021年に工事を開始し、2045年に完成という長期計画で、インドネシアのことなので、終わりはさらに伸びると思われる。仮に2045年終了としても今から26年もかかるという壮大な話だ。

ただバリックパパンというのは悪くないと思う。石油コンビナートもあり、道路状況も良い。渋滞もなく、治安も非常に良いうえ、海もきれいで住むには良いところだ。

私はバリックパパンに行ったことがあるが、風光明媚な良いところだった。


こちらが町の写真だが、見てもらうとわかるように道路の状態がとてもきれい。ジャカルタとは偉い違いだ。


海だってきれいだ。バリよりもよほど水が澄んでいるし、人も少ない。

更にはオラウータンの保護区があって、オラウータンを見ることもできる。宿泊も可能なロッジもあるが割高だし、他に見るものもないのでお勧めしない。都市部に宿泊して日帰りするのが妥当だろう。ただ中にはこんな保護区に1週間とか滞在する欧米人も結構いるようである。
そして、カリマンタンの他の地域のように水上都市がある。海の上に杭を打って家をつくり、町ができているのだ。一種のベネチアみたいなものである。

しかも衛生状態も悪くない。

そんなこんなで首都移転は移転する人には決して悪くない土地の選択だと思う。

ビジネスはジャカルタに残るだろうが、もし機会があれば、バリクパパンへの旅行もおすすめできる。ただ、タクシーがいないので、ウーバーを呼ばねばならない。

ウーバーを呼ぶときには電話がかかってくるので、あらかじめ話すインドネシア語を考えておく必要があるのが厳しいところだ。または一日車を貸し切りにするのが、観光には便利だろう。








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