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2018年2月19日月曜日

ジャカルタ駐在員 中学、高校進学の問題(3)

次のパターンである。

5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に入学、または編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)

私立というところがミソである。つまり入学の場合、小学校6年生終了時に帰国ということになる。海外勤務の場合は、いつ帰国になるか読めないケースも多いので、日本にいたら、このケースを選択しない家庭でも、海外にいるがゆえに選択する場合もあるだろう。

旦那さんを単身赴任として、母子で日本に戻るケースが一番多いと思うが、なかには子供を寮に入れさせるケースもあるだろう。

学校選択だが、私立の場合、色々な特色があるので、英語を伸ばしたい(日本語が弱い)子供にあった学校もあれば、ラ・サールのように寮を完備している学校もある。どこに着眼点をおいて学校を選ぶか、いろいろな考え方があるだろう。

帰国子女の多い学校は、関東なら、国際基督教大学付属の高校や、桐蔭や公文国際、茗溪など。
関西なら、同志社国際や関学千里、立命館宇治などがある。またこれらの高校はいずれも寮を備えている。これらの学校は帰国生を積極的に入学させて、国内の学生との間で切磋琢磨させようとしていると思う。

また、イレギュラーなケースとしては、編入という選択肢もある。中学の最初から、高校の最初から、ということではなくて、学年の途中から入学させるというケースだ。

編入は空きがあるときだけ受け入れるという学校が殆どなので、選択肢としては極めて限られるが、タイミングがあえば、選択肢の一つとなる。

海外で駐在する者として、進学の問題は最も悩ましいところであろう。塾に通っているならば、塾の先生が情報を持ち合わせているし、Jobaと呼ばれる海外帰国生の進路に関するHP(http://www.jolnet.com/)があるので、ここを参照して、情報収集するのが良いだろう。

また海外子女教育振興財団(http://www.joes.or.jp/)のHPも参考になる。やはり、いつ帰国できるかわからない場合、子供を寮に入れるというのはひとつの選択肢らしくて、寮を基準に学校を選ぶこともできる。

親が思うより、子供の方が環境順応性が高いので、過度に心配するのも不要だと思う。ただ、私が逆の立場だったらどうか、とかは考えてしまう。


また、一部の高校、例えば関東国際高校(渋谷)では、インドネシア語の勉強も続けることができる。インドネシア語を第二外国語として選択できる学校は限られているが、そのような視点からの高校選択というのも考えであろう。

大学になれば、外大は勿論のこと、一般的な大学でも一部の学部では、インドネシア語を第二外国語として選択できるようである。

インドネシア語を履修できる高校・大学のリストはインドネシア語検定のHPにも記載されている。https://i-kentei.com/manfaat/sekolah/index.html



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