会社によっては、旦那さん(または奥様)の駐在期間が終了しても、家族は、子供の学校が学年末、または中学卒業まで、現地への駐在を選択でき、その場合は、現地のアパート代を出してくれる会社もある。
若いときは、そんな制度のことを考えもしなかったが、今思うとそのような会社は海外勤務に対するケアが行き届いていて、素晴らしいと思う。稀な例ではあるが、大変羨ましく思った。
いずれにせよ、進学問題は海外勤務している家庭で一番悩ましい問題で、家庭によって事情も違えば、判断も違って当然な問題なので、人がとやかく言おうと、自分たちが一番良いと思う選択肢を選ぶしかない。
また、海外にいる間はハードシップ手当が付く会社が多いので、その間は経済的にも良いと思うのだが、いずれ帰国することを考えると、帰国したあとの勤務地が決まっている場合を除き、国内での単身赴任等々の可能性は続くのである。だから子供の学校次第では、なかなか家族が一緒に住めなくなる。
欧米人の方は一般的に家族連れで、大きな子供(とはいっても高校生くらいまでだろう)と一緒に住んでいるケースが多く、これは家族と過ごすことに重きをおいている価値観だろうし、言語の面で英語が流暢な場合、インターナショナル・スクールというのが選べ、高校までは世界中で、学校がなんとか見つかるというのが大きいだろう。
一方で英国等では高校生くらいから、寄宿舎付きの学校も多い。繰り返しだが、国により、人により、色々な考え方があるだろう。
日本の場合、日本人学校に行くという前提で考えると、どこの国も義務教育期間である中学までしか設置されていない。海外で日本語での教育指導を受けられる高校は、すべて私立だ。
ここに大きな差がある。
これだけ、国際社会になっているので、全部の国に日本人学校の高校を置くのは無理だが、せめて英語圏ではなく、日本人の多いシンガポールやタイ、香港等に設置できないものだろうか、と常々思う。そこに寮があれば、日本に帰るよりは近いので、何かと助かるのだが。日本の文部科学省は、国内で手一杯にならず、ぜひ考えてほしいものである。
なお、ネットで検索すると、この手の悩みを抱えている家庭は多いようで、よく悩み相談の掲示板等で、やり取り履歴を見かける。それらも意外と参考になる。
スクールガイドは参考になるが、次の段階として、そういった情報も参照してみると色々な考えがあることに気づき、勉強になる。
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2018年2月27日火曜日
2018年2月19日月曜日
ジャカルタ駐在員 中学、高校進学の問題(3)
次のパターンである。
5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に入学、または編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)
私立というところがミソである。つまり入学の場合、小学校6年生終了時に帰国ということになる。海外勤務の場合は、いつ帰国になるか読めないケースも多いので、日本にいたら、このケースを選択しない家庭でも、海外にいるがゆえに選択する場合もあるだろう。
旦那さんを単身赴任として、母子で日本に戻るケースが一番多いと思うが、なかには子供を寮に入れさせるケースもあるだろう。
学校選択だが、私立の場合、色々な特色があるので、英語を伸ばしたい(日本語が弱い)子供にあった学校もあれば、ラ・サールのように寮を完備している学校もある。どこに着眼点をおいて学校を選ぶか、いろいろな考え方があるだろう。
帰国子女の多い学校は、関東なら、国際基督教大学付属の高校や、桐蔭や公文国際、茗溪など。
関西なら、同志社国際や関学千里、立命館宇治などがある。またこれらの高校はいずれも寮を備えている。これらの学校は帰国生を積極的に入学させて、国内の学生との間で切磋琢磨させようとしていると思う。
また、イレギュラーなケースとしては、編入という選択肢もある。中学の最初から、高校の最初から、ということではなくて、学年の途中から入学させるというケースだ。
編入は空きがあるときだけ受け入れるという学校が殆どなので、選択肢としては極めて限られるが、タイミングがあえば、選択肢の一つとなる。
海外で駐在する者として、進学の問題は最も悩ましいところであろう。塾に通っているならば、塾の先生が情報を持ち合わせているし、Jobaと呼ばれる海外帰国生の進路に関するHP(http://www.jolnet.com/)があるので、ここを参照して、情報収集するのが良いだろう。
また海外子女教育振興財団(http://www.joes.or.jp/)のHPも参考になる。やはり、いつ帰国できるかわからない場合、子供を寮に入れるというのはひとつの選択肢らしくて、寮を基準に学校を選ぶこともできる。
親が思うより、子供の方が環境順応性が高いので、過度に心配するのも不要だと思う。ただ、私が逆の立場だったらどうか、とかは考えてしまう。
また、一部の高校、例えば関東国際高校(渋谷)では、インドネシア語の勉強も続けることができる。インドネシア語を第二外国語として選択できる学校は限られているが、そのような視点からの高校選択というのも考えであろう。
大学になれば、外大は勿論のこと、一般的な大学でも一部の学部では、インドネシア語を第二外国語として選択できるようである。
インドネシア語を履修できる高校・大学のリストはインドネシア語検定のHPにも記載されている。https://i-kentei.com/manfaat/sekolah/index.html
5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に入学、または編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)
私立というところがミソである。つまり入学の場合、小学校6年生終了時に帰国ということになる。海外勤務の場合は、いつ帰国になるか読めないケースも多いので、日本にいたら、このケースを選択しない家庭でも、海外にいるがゆえに選択する場合もあるだろう。
旦那さんを単身赴任として、母子で日本に戻るケースが一番多いと思うが、なかには子供を寮に入れさせるケースもあるだろう。
学校選択だが、私立の場合、色々な特色があるので、英語を伸ばしたい(日本語が弱い)子供にあった学校もあれば、ラ・サールのように寮を完備している学校もある。どこに着眼点をおいて学校を選ぶか、いろいろな考え方があるだろう。
帰国子女の多い学校は、関東なら、国際基督教大学付属の高校や、桐蔭や公文国際、茗溪など。
関西なら、同志社国際や関学千里、立命館宇治などがある。またこれらの高校はいずれも寮を備えている。これらの学校は帰国生を積極的に入学させて、国内の学生との間で切磋琢磨させようとしていると思う。
また、イレギュラーなケースとしては、編入という選択肢もある。中学の最初から、高校の最初から、ということではなくて、学年の途中から入学させるというケースだ。
編入は空きがあるときだけ受け入れるという学校が殆どなので、選択肢としては極めて限られるが、タイミングがあえば、選択肢の一つとなる。
海外で駐在する者として、進学の問題は最も悩ましいところであろう。塾に通っているならば、塾の先生が情報を持ち合わせているし、Jobaと呼ばれる海外帰国生の進路に関するHP(http://www.jolnet.com/)があるので、ここを参照して、情報収集するのが良いだろう。
また海外子女教育振興財団(http://www.joes.or.jp/)のHPも参考になる。やはり、いつ帰国できるかわからない場合、子供を寮に入れるというのはひとつの選択肢らしくて、寮を基準に学校を選ぶこともできる。
親が思うより、子供の方が環境順応性が高いので、過度に心配するのも不要だと思う。ただ、私が逆の立場だったらどうか、とかは考えてしまう。
また、一部の高校、例えば関東国際高校(渋谷)では、インドネシア語の勉強も続けることができる。インドネシア語を第二外国語として選択できる学校は限られているが、そのような視点からの高校選択というのも考えであろう。
大学になれば、外大は勿論のこと、一般的な大学でも一部の学部では、インドネシア語を第二外国語として選択できるようである。
インドネシア語を履修できる高校・大学のリストはインドネシア語検定のHPにも記載されている。https://i-kentei.com/manfaat/sekolah/index.html
2018年2月14日水曜日
ジャカルタ駐在員 中学、高校進学の問題(2)
さて、中学、高校進学問題の続き。色々なケースがあって、皆さん色々悩まれていると思うが、次に中学進学のケースを述べたい。
4)高校に入学する前に日本に帰国させて、公立の中学校に入る。(公立高校入学の資格を満たす。)
5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)
という2つのケースについて、詳細を以下に述べたい。
4)の高校入学前に公立の中学に入れるパターン。
小学校6年生終了でこのパターンとなる場合もあるだろうし、一番多いのが、中学の途中で帰国となり、次の勤務先を考慮しながら、家族で過ごすために、公立の中学校に入れるというものだろう。タイミングや次の勤務先、また次の勤務先で過ごすであろう時間、色々なことを考えて決める必要がある。
今の世の中、海外勤務が昔に比べて多くなっているとはいえ、日本では海外勤務者はマイナーな存在であることは間違いないので、学校選びには気をつかう。公立中学はピンきりだからだ。
一方、公立高校受験資格としては、受験時に住民票があること等々の要件もあり、中学3年生から日本の公立中学に入れるケースもある。この場合、1学期からでないとストレスのかかる時期に本人も大変だろうし、つまらない話だが、現実問題、内申点で損をするというのが通説のようだ。
親としては元居た場所に戻る場合は良いが、それ以外のケースも多いだろうから、その場合は子供の人間関係が心配である。最近では中高一貫教育の公立もでてきているので、そこの中学に編入する場合は別だが、大部分は通常の公立中学だろうから、1年だけ、その中学校に通って、残りは高校で別の友人と知己を得るわけである。
そのぐらいタフで当然と考える家庭もあるだろうし、それでは少し大変だと考える家庭もあるだろう。子供の性格にもよるので、色々なパターンが存在しているだろう。中には自分の親の家から通わせたり、親戚の家にお世話になる家もあるだろう。
公立の場合は学費自体は、さほどかからないが、上記のように親と住まない場合は、お礼の含めて、コストがかかる。
帰国させる時期次第だが、何年も上記(別居)の状態なら、それはそれで大変だ。また、子供が高校生になってから、その地域に親が戻れるならいいが、戻れないなら、これまた大変である。高校を転校させるという手もあるが、、、。
このあたりが、悩みの尽きないとこで、故にこのケースの場合、大部分の家庭が奥さんと子供が先に帰国して、今後住む場所を確定した上で、学校に通うということになると思う。この場合、旦那さんの帰国場所によっては単身赴任が確定するわけである。または奥さんが働いて旦那さんが主夫なら、その逆である。
<その3に続く>
4)高校に入学する前に日本に帰国させて、公立の中学校に入る。(公立高校入学の資格を満たす。)
5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)
という2つのケースについて、詳細を以下に述べたい。
4)の高校入学前に公立の中学に入れるパターン。
小学校6年生終了でこのパターンとなる場合もあるだろうし、一番多いのが、中学の途中で帰国となり、次の勤務先を考慮しながら、家族で過ごすために、公立の中学校に入れるというものだろう。タイミングや次の勤務先、また次の勤務先で過ごすであろう時間、色々なことを考えて決める必要がある。
今の世の中、海外勤務が昔に比べて多くなっているとはいえ、日本では海外勤務者はマイナーな存在であることは間違いないので、学校選びには気をつかう。公立中学はピンきりだからだ。
一方、公立高校受験資格としては、受験時に住民票があること等々の要件もあり、中学3年生から日本の公立中学に入れるケースもある。この場合、1学期からでないとストレスのかかる時期に本人も大変だろうし、つまらない話だが、現実問題、内申点で損をするというのが通説のようだ。
親としては元居た場所に戻る場合は良いが、それ以外のケースも多いだろうから、その場合は子供の人間関係が心配である。最近では中高一貫教育の公立もでてきているので、そこの中学に編入する場合は別だが、大部分は通常の公立中学だろうから、1年だけ、その中学校に通って、残りは高校で別の友人と知己を得るわけである。
そのぐらいタフで当然と考える家庭もあるだろうし、それでは少し大変だと考える家庭もあるだろう。子供の性格にもよるので、色々なパターンが存在しているだろう。中には自分の親の家から通わせたり、親戚の家にお世話になる家もあるだろう。
公立の場合は学費自体は、さほどかからないが、上記のように親と住まない場合は、お礼の含めて、コストがかかる。
帰国させる時期次第だが、何年も上記(別居)の状態なら、それはそれで大変だ。また、子供が高校生になってから、その地域に親が戻れるならいいが、戻れないなら、これまた大変である。高校を転校させるという手もあるが、、、。
このあたりが、悩みの尽きないとこで、故にこのケースの場合、大部分の家庭が奥さんと子供が先に帰国して、今後住む場所を確定した上で、学校に通うということになると思う。この場合、旦那さんの帰国場所によっては単身赴任が確定するわけである。または奥さんが働いて旦那さんが主夫なら、その逆である。
<その3に続く>
2018年2月10日土曜日
ジャカルタ駐在員 中学、高校進学の問題(1)
受験シーズンということもあり、今回は少し毛色が変わるが、皆さんが悩まれるジャカルタでの教育問題について、書いてみようと思う。意外とこのようなことをブログに記している人は少ないが、皆、色々考えているので、何かの参考になればと思いメモを残してみる。
ご存知の通り、日本語での教育となると、日本人学校があり、幼稚園、小学校、中学校がある。したがって、この間にインドネシアに入る分には、学校の心配はないのだが、お子さんが高校生となるときや、卒業までの途中で帰国することになったとき、家庭の事情で子供だけを帰国させたいとき、色々なケースで問題が発生する。海外ならではの悩みも多い。
各々、選択肢が違うと思うが、考えられるケースを列挙してみる。
まず、一番多く悩まれていると思う、高校進学時のケースである。
選択肢は大きくわけて5つ。
1)インドネシア国内、または近隣の国でインターナショナルスクール(高校)に入る。
2)海外帰国子女が集まる海外の(日本語教育の)高校に入る。
3)日本に帰国して、日本の高校に入る。
4)高校に入学する前に日本に帰国させて、公立の中学校に入る。(公立高校入学の資格を満たすために中学から日本で勉強させる。)
5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)
上記の例を各々補足していく。
1)インドネシア国内、または近隣の国でインターナショナルスクール(高校)に入る。
インターナショナルスクールならインドネシア国内にとどまれるし、IB(国際バカロレア)認定校なら、海外の大学やインドネシア国内の大学にも進学できる。
人数は少ないが、日本からもインドネシアの大学に留学している人はいるわけだから、究極はこのまま、インドネシアで大学教育まで受けてしまうというものである。
国際化社会の中、これはこれで、ひとつの大きな強みになるが、英語、インドネシア語、日本語の3ヶ国語が流暢であることが前提だ。
幼稚園なら英語は話せなくてもインターに入学できるが、高校生となるとそうもいかないだろう。
2)海外帰国子女が集まる海外の(日本語教育の)高校に入る。
有名なのは、ロンドンの立教、シンガポールの渋谷学園早稲田、NYの慶応というところか。NYの慶応は別に海外帰国子女でなくても入れるらしいが、シンガポールの渋谷学園早稲田は親が海外で就業していることが入学試験を受けられる前提であるので、100%帰国子女(海外在住者)である。
いずれも非常に難関校であるので、入れれば良いが、そう簡単ではないし、選択肢が限られているので、残念ながらパスできず、入学できなかったときを考えておく必要がある。
3)日本に帰国して、日本の高校に入る場合、親心としては帰国子女の多い学校を選ぶのも選択肢であろう。
賛否両論あるとおもうが、いじめや適合性の問題等を考えると帰国子女が多い学校の方がスムーズであろう。公立、私立も迷うところだが、帰国子女が多いという観点では私立が有利。スーパー・グローバル・ハイスクールといった看板を掲げている高校等、帰国子女を集めている学校も散見する。
この場合、問題となるのが、子供が住む場所だろう。親が一緒に帰国するならいいのだが、中にはそうでないケースもある。海外勤務中であれば、どこに帰国するかもわからない人も多いだろう。そうするとフリーハンドを得ておくために、寮のある学校を探すことも一手だ。学費は、かさむが致し方ない。
この場合、寮しばりで、更に選択肢は限られてくるし、受験の都度、帰国しなくてはならないので体力的にも金銭的にも大変だ。
一方、一部の学校はインドネシアやシンガポールで受験ができるので、こういった学校を候補として選べば、負担は減るだろう。ただし、高校の途中(編入)からではなく、最初から、というのが前提だ。
寮という観点では、高専(高等専門学校)という手もある。国立で寮代が極めて安価だ。ただし5年制であるので、大学に進みたい場合は編入することになる。一方で、長岡技術科学大学や豊橋科学大学のように国立だが、高専からの編入の多い大学もあり、ルートとしてはありだし、穴場であるようにも思う。
国立大学や公立大学付属の高校等で、寮を持っているところもある。それらも選択肢だ。
このように色々なケースがあり、どれが良いものか、皆さん悩まれていると思う。ご家庭の事情によって、色々なケースがあり、一概にどれが正解とはいえない。ゆえに色々悩むのだと思う。
※帰国生のための学校ガイドが出ており、ネットで情報収集可能だが、これも参考になるだろう。
<長くなったので、次に続く>
ご存知の通り、日本語での教育となると、日本人学校があり、幼稚園、小学校、中学校がある。したがって、この間にインドネシアに入る分には、学校の心配はないのだが、お子さんが高校生となるときや、卒業までの途中で帰国することになったとき、家庭の事情で子供だけを帰国させたいとき、色々なケースで問題が発生する。海外ならではの悩みも多い。
各々、選択肢が違うと思うが、考えられるケースを列挙してみる。
まず、一番多く悩まれていると思う、高校進学時のケースである。
選択肢は大きくわけて5つ。
1)インドネシア国内、または近隣の国でインターナショナルスクール(高校)に入る。
2)海外帰国子女が集まる海外の(日本語教育の)高校に入る。
3)日本に帰国して、日本の高校に入る。
4)高校に入学する前に日本に帰国させて、公立の中学校に入る。(公立高校入学の資格を満たすために中学から日本で勉強させる。)
5)高校に入学する前に日本に帰国させて、私立の中学に編入させる。(高校受験が慌ただしくならない)
上記の例を各々補足していく。
1)インドネシア国内、または近隣の国でインターナショナルスクール(高校)に入る。
インターナショナルスクールならインドネシア国内にとどまれるし、IB(国際バカロレア)認定校なら、海外の大学やインドネシア国内の大学にも進学できる。
人数は少ないが、日本からもインドネシアの大学に留学している人はいるわけだから、究極はこのまま、インドネシアで大学教育まで受けてしまうというものである。
国際化社会の中、これはこれで、ひとつの大きな強みになるが、英語、インドネシア語、日本語の3ヶ国語が流暢であることが前提だ。
幼稚園なら英語は話せなくてもインターに入学できるが、高校生となるとそうもいかないだろう。
2)海外帰国子女が集まる海外の(日本語教育の)高校に入る。
有名なのは、ロンドンの立教、シンガポールの渋谷学園早稲田、NYの慶応というところか。NYの慶応は別に海外帰国子女でなくても入れるらしいが、シンガポールの渋谷学園早稲田は親が海外で就業していることが入学試験を受けられる前提であるので、100%帰国子女(海外在住者)である。
いずれも非常に難関校であるので、入れれば良いが、そう簡単ではないし、選択肢が限られているので、残念ながらパスできず、入学できなかったときを考えておく必要がある。
3)日本に帰国して、日本の高校に入る場合、親心としては帰国子女の多い学校を選ぶのも選択肢であろう。
賛否両論あるとおもうが、いじめや適合性の問題等を考えると帰国子女が多い学校の方がスムーズであろう。公立、私立も迷うところだが、帰国子女が多いという観点では私立が有利。スーパー・グローバル・ハイスクールといった看板を掲げている高校等、帰国子女を集めている学校も散見する。
この場合、問題となるのが、子供が住む場所だろう。親が一緒に帰国するならいいのだが、中にはそうでないケースもある。海外勤務中であれば、どこに帰国するかもわからない人も多いだろう。そうするとフリーハンドを得ておくために、寮のある学校を探すことも一手だ。学費は、かさむが致し方ない。
この場合、寮しばりで、更に選択肢は限られてくるし、受験の都度、帰国しなくてはならないので体力的にも金銭的にも大変だ。
一方、一部の学校はインドネシアやシンガポールで受験ができるので、こういった学校を候補として選べば、負担は減るだろう。ただし、高校の途中(編入)からではなく、最初から、というのが前提だ。
寮という観点では、高専(高等専門学校)という手もある。国立で寮代が極めて安価だ。ただし5年制であるので、大学に進みたい場合は編入することになる。一方で、長岡技術科学大学や豊橋科学大学のように国立だが、高専からの編入の多い大学もあり、ルートとしてはありだし、穴場であるようにも思う。
国立大学や公立大学付属の高校等で、寮を持っているところもある。それらも選択肢だ。
このように色々なケースがあり、どれが良いものか、皆さん悩まれていると思う。ご家庭の事情によって、色々なケースがあり、一概にどれが正解とはいえない。ゆえに色々悩むのだと思う。
※帰国生のための学校ガイドが出ており、ネットで情報収集可能だが、これも参考になるだろう。
<長くなったので、次に続く>
2018年2月3日土曜日
ジャカルタ おすすめレストラン(86) Jamuan Samudra (インドネシア料理、シーフード)
今回は、Jamuan Samudra (ジャムアン サムドゥラ)というインドネシア料理(シーフードのお店)。
お店の中は大変綺麗で、全く問題無い。意外と空いているのだが、味も悪くない。私が訪問したときは、大量のお弁当の注文(100個位)があって、店頭に紙のBOXが並んでいた。また、料理を持ちかえる人もいたので、家での食事に1品足すような使い方をしている人もいるのだと思う。
メニューはこちらである。エビ、カニ、イカ、魚、貝とシーフードが並ぶ。カニは18万ルピア(約1600円位)である。
飲み物はこちら。冷茶(砂糖抜き)は6000ルピア(約50円)と良心的。ジュース類は約2万ルピア(約180円)で、こちらも安い部類だ。
店の入口近くには、伝統的なボートがおいてあり、オブジェとなっている。
話は戻って、食事の内容である。ムール貝や、チンゲン菜のような炒めもの。野菜炒めはオイスターソースで味付けがしてあり、中華のようである。味は良くて、ご飯がすすむ。ムール貝は、33,000ルピア(約300円弱)で良心的価格設定である。
それと焼き魚。左上に少し見えるのがカニのボイルである。焼き魚は、バロナンという海の魚にしたが、白身でプリプリであり、とてもおいしい。味はカレーソース風で、ライムを絞るとなお美味しい。ここは結構あたりのお店であると思う。
シーフードだが、一人2千円もあれば十分である。なぜ、混んでいないのかは不明だが、決してハズレではないと思う。支払いには、カードも使えた(VISA)。
ちょっと目先を変えたいときには、訪れるのもありだと思う。そんなに混んでいないので、予約不要であると思うが、私は念のために予約した。
(住所)JL.Prof Koko Sutono SH No.21, Petogogan, kebayoran Baru, jakarta Selatan
(電話)021-7220-912
お店の中は大変綺麗で、全く問題無い。意外と空いているのだが、味も悪くない。私が訪問したときは、大量のお弁当の注文(100個位)があって、店頭に紙のBOXが並んでいた。また、料理を持ちかえる人もいたので、家での食事に1品足すような使い方をしている人もいるのだと思う。
メニューはこちらである。エビ、カニ、イカ、魚、貝とシーフードが並ぶ。カニは18万ルピア(約1600円位)である。
飲み物はこちら。冷茶(砂糖抜き)は6000ルピア(約50円)と良心的。ジュース類は約2万ルピア(約180円)で、こちらも安い部類だ。
店の入口近くには、伝統的なボートがおいてあり、オブジェとなっている。
話は戻って、食事の内容である。ムール貝や、チンゲン菜のような炒めもの。野菜炒めはオイスターソースで味付けがしてあり、中華のようである。味は良くて、ご飯がすすむ。ムール貝は、33,000ルピア(約300円弱)で良心的価格設定である。
それと焼き魚。左上に少し見えるのがカニのボイルである。焼き魚は、バロナンという海の魚にしたが、白身でプリプリであり、とてもおいしい。味はカレーソース風で、ライムを絞るとなお美味しい。ここは結構あたりのお店であると思う。
シーフードだが、一人2千円もあれば十分である。なぜ、混んでいないのかは不明だが、決してハズレではないと思う。支払いには、カードも使えた(VISA)。
ちょっと目先を変えたいときには、訪れるのもありだと思う。そんなに混んでいないので、予約不要であると思うが、私は念のために予約した。
(住所)JL.Prof Koko Sutono SH No.21, Petogogan, kebayoran Baru, jakarta Selatan
(電話)021-7220-912
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