既に話題になっているが、インドネシア初の地下鉄(MRT)が3月24日から、ジャカルタで開業。
最初はネットで申し込むと無料らしく、さっそく多くの人が試乗しているらしい。
先進国への道は、空港まで電車があるか、地下鉄があるか、などといわれるが、両方を獲得。先進国には、まだ遠いが、やはり着実に発展している。
でも、地下鉄は補助がないと非常に高い金額になるらしい。それはそうだと思う。また、今はトランスジャカルタ(2両連結や専用車道のある路線バス)が公共交通機関のメインだが、今後、地下鉄の距離が延びれば、徐々に、地下鉄もメジャーになって、渋滞も減るのでは、と淡い期待がある。
もっともそれ以上に豊かになる速度が速く、インフラがおいつかないので、渋滞は続くのかもしれない。とにかく、渋滞による経済損失は、めちゃめちゃ大きいので、何とかしてほしいものである。よく、インドネシア人は1/3仕事・家庭、1/3ベッド、1/3車やバイクでの通勤といわれるほど、移動に時間を使っている。非常に生産的でない状況だ。渋滞の巻き起こす排ガスは、環境にも悪い。
何はともあれ、日系企業が多くかかわっている地下鉄である。運行等は問題ないと思うが、これが根付くか。中心部のホテルインドネシア周辺から、ルバックブルス(南ジャカルタのカルフールのあたり)までの短い距離だけど、それなりに活用され、渋滞が減ることを望む。
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