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2016年11月23日水曜日

Oggy & Cockroaches (オギー&コックローチ)


あ、このネコのアニメ、見覚えがある!という人もいるだろう。フランスのアニメ、オギー&コックローチである。日本だと、こちらほど有名ではないが、インドネシアでは結構人気があり、モールの催事に出ていたりする。


内容は非常にシンプル。トム&ジェリーのネコ&ゴキブリ編である。ただ、日本でいうゴキちゃんとは違って、非常に愛らしいキャラクターである。

ベトナムやタイでも放映していたが、インドネシアでも放映している。

セリフがネコ語や笑い声だけなので、字幕が不要で、どの国の人でも楽しめる内容になっている。


原作はフランスのようであるが、欧州は、このようなことがうまい。欧州そのものが、限られた世界であるため、大航海時代の植民地から、果ては近年のISO(国際標準規格)なるものまで、色々なことを考え、付加価値をつけて自分たちの豊かさを保っている。

エルメスやシャネルといったブランドもそうだが、欧州の人たちは富の創出がうまい。ここが、まだ日本が遅れているところだ。昨今は、車ならレクサス等、品質だけではなく、ブランドで更に付加価値をつけて高く売る事も出てきているが、欧州には大きな差をつけられている。

勿論、欧州にもネスレのように本拠地であるスイスの売り上げが3%程度であるが、優良企業で、決して、ブランドだけで、価値認めてもらっているのではないような企業もあるが、一般論としては欧州の人たちは価値創造がうまいと思う訳である。

アニメの話に戻る。
決して、このアニメが最初から輸出を考えて、放映されたわけではないだろうが、セリフらしいセリフが無いというポイントが東南アジア側の受け入れハードルを下げさせている、などといつも思う。

内容的には他愛もないものであるが、大人でも楽しめる。お試しあれ。


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