スマトラ島 ブキットティンギでの観光・旅行記、その3です。
ブキットティンギはとてもコンパクトな街なのですが、一番の見所はインドネシアのグランドキャニオンと呼ばれているシアノック(これも発音的には「シアノッ」がより正確)渓谷です。
街中のオーキッドホテルの1Fにガイドさんがいるので、そこで手配です。私の場合は半日でしたが、それでも50万ルピア(約4千5百円)と破格に高い案内料でした。あんまり高いのでTawar(値引き)を要請。でも、ホームページにもこの値段が書いてあるといって簡単にディスカウントできませんでしたが、インドネシアの実態を考えるとありえない価格で外国人向けのボッタクリ価格のように思います。元締めがいて、その人がいるとTawar(タワール)またはDiskon(Discountという意味、Tawarと一緒です)が、できないようです。
まぁ、それでも案内無しというわけには行かないので、ガイドをお願いして数時間の散歩をしてきました。街から坂を下って渓谷に行く途中には旧日本軍が掘った防空壕(1Kmもある)もありました。
それからズンズン坂を15分ほど下ると渓谷が現れます。最初は下記のように遊歩道も整備されており、意外に普通な風景。
更に歩いて行くとこんな感じで水牛が草を食べています。川の近くの湿地帯を通り、(このために昨日、市場でサンダルを購入した。1個1万ルピア≒だいたい90円位)ひたすら歩く。
更にどんどん進むと大きな奇岩が現れました。この近くに風のよく通るレストラン(岩の右手前の建物の近く)があり、そこで休むと緑の中で爽やかな風がそよいで本当に癒やされます。
こちらが奇岩近くのレストラン。本当に風が気持ち良く、散歩の後の休憩サイコーです。
ちなみにここ、ブキットティンギは日本人観光客は少ないのでしょうが、散歩好きなら、結構良いと思います。パダンから片道3時間程度かかることを考えると、1泊2日ではきつく、2泊3日欲しい(つまり、ここブキットティンギで1日半、欲しいところです。)
なお、散歩の途中ではカカオ(下の写真の木にぶら下がる大きい細長い実です)も自生していました。カカオ=チョコレートの原料です。
その4に続く。
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