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2019年12月10日火曜日

インドネシア起源の大会社

インドネシア起源の大会社といえば、世界初の株式会社として有名な「東インド会社」である。ジャカルタが本社で今もその跡を見ることができる。

過去記事:ファタヒラ広場

では、その他は?というと意外だが、世界最大の鉄鋼メーカー「アルセロール・ミッタル」である。この会社は合併を重ね、今はルクセンブルクに本社を置く、インド人経営の会社であるが、元々はなんとスラバヤの鉄筋棒鋼メーカー(Ispat Indo:イスパット インド)であったのである。それが不振に苦しむ鉄鋼会社を格安で買い取り、再生させることを繰り返しながら膨張してきたのである。

ちなみにインドネシアの会社には、XXインドという名前の会社が多い。ラーメンのインドフードしかり、携帯の通信会社のインドサットしかり。インドの島というのが国名だから、略してXXインドとか、インドXXという名前の会社が多いのである。ちょっと横道にそれてしまったので、元に戻る。

で、他にはインドネシアを起源とする会社があるのか?というと「ロイヤル・ダッチ・シェル」である。大手石油会社だ。イギリス&オランダに本拠を置く、国際企業だ。

元々、「シェル」社はその名前シェルが貝を示す通り、日本の三浦海岸で拾った貝殻をもとに貝殻細工で財を成し、カリマンタン島の石油開発で当てたことが始まりである。だから日本とも由縁が深いし、ホタテ貝のマークも親近感が沸く。

一方、もう一つの源流の「ロイヤル・ダッチ」はオランダ領であったインドネシアのスマトラ島で石油開発を始めたのが始まり。つまり、2つの会社はいずれもインドネシアが源流で合併した、ということである。資源大国インドネシアらしい逸話であるが、意外と知られていない。

だが、ロイヤル・ダッチ・シェル(石油会社)、アルセロール・ミッタル(鉄鋼会社)という世界に冠たる企業は実はインドネシア出身であったのである。

何かの小話にジャガイモの語源もジャカルタであると添えて、この話をしてみると面白いかもしれない。

過去記事:ジャガイモの語源







2019年12月6日金曜日

Kopikoキャンディー 日本に進出、日本へのお土産候補だったのだけど。

バラマキお土産に最適なお菓子の一つとして、コピコのコーヒーキャンディがある。
が、しかし、先日日本の100円ショップCAN DOで発見した。いよいよ日本でもKopikoのコーヒーキャンディが普通に買える時代となったのだ。


ご覧の通り、日本語まで書かれている。以前、タイに旅行した時にも空港でKOPIKOのコーヒーキャンディを見て、結構がんばってるなー、そこそこ美味しいから、これは売れるな、と思っていたが、同じことを日本の会社も考えたのだろう。

しかし、インドネシアのお菓子を輸出するとは結構、調査をがんばっているなーと思った。

輸入しているのは大阪の会社。調べてみると菓子メーカー数社が設立した海外のお菓子の輸入商社のようである。

日本でKOPIKOを普通に食せるようになったのは良いが、もうすぐお正月だし、さて、インドネシアから日本へのお土産は何が良いか、また少し困ってしまう人も多いのかと思う。

定番は
①バリ島の塩、
②インドネシアコーヒー(特にキーコーヒーのトアルコトラジャは美味しいし日本で買うより格段に安い)、
③ショウガキャンディー(これは人により、好みの差が大きいが好きな人には感謝される)
④サリワンギの紅茶ティーバッグ(意外と美味しい)
⑤シナモン等の香辛料(日本で買うより格段に安い)
⑥ショウガ茶
あたりであろうか。

それと日本でKOPIKOの飴が買えるようになったとしても、一度試してみないとリピートしないだろうから、今まで通り、KOPIKOのコーヒー飴を入れるというのもあるだろう。

ちなみにインドネシアの人が会社で常時使っていて、これはいい!と逆に日本で購入したのが、紅茶の茶葉を一人分だけ入れるネットである。ティーバッグでなくても美味しい紅茶が飲めるのでお勧め。これは日本で買って、インドネシア人にあげても、自分で使っても有益なこと請け合いである。説明が難しいので、以下の写真を見てほしい。






紅茶の茶葉を挟み込むように、濾し器の中に入れて、捨てるときはごみ箱にぱっと茶葉を捨てられるし、ティーバッグと違い、紙が無いので、紙のアク?のようなものを感じない。結構おいしく紅茶や緑茶が便利に飲めるので、重宝する。

インドネシアのオフィスなら、どこでもお湯のでる機械があると思うので、マイカップにこの濾し器(ティー ストレーナーというらしい)を入れておけば、茶葉から美味しいお茶が飲める。とってのついたガラス式のマグカップ(インドネシアではとても一般的)で飲めば、量もそこそこ入れられるので、クーラーのきついオフィスでは結構有益、と思っている。

インドネシアの人にあげたら、めっちゃ喜ばれた。おすすめです。

2019年12月4日水曜日

おすすめPod cast(英語学習)

インドネシアといえば、渋滞。車の中は寝るか、音楽を聴くか、はたまたラジオを聴くか。人によってはDVDを取り付けてみている人もいるが、私は動画は疲れるので、耳から入るものだけだ。

基本、インドネシア語の勉強をする人も多いと思うが、最近、英語勉強での面白いポッドキャストをみつけたので、それをよく聞いている。英語中級者以上の方に特におすすめだが、「外資系裏技英語」というものである。

お笑い芸人のBJFOX 氏(英国人)と石井てる美氏の掛け合い漫才的英会話で、英語と日本語を織り交ぜて会話が進む。かなーり、面白くて、英語を勉強した気になるので、おすすめである。

石井さんは東大卒、コンサルのマッキンゼー勤務もあるインテリお笑い芸人で、会話のセンスもよくて、こういう番組にはぴったり。英語の発音も良く、ためになります。しかも当然、無料でお勧めです。

2019年11月30日土曜日

ANAのマイルを飛行機以外で貯める ソニー銀行ANAウォレット

ガルーダのインドネシア国内線でもANAのマイルは貯まるが、もう少し貯められる方法がないかとよく思う。もちろん、日本帰国や海外出張時にANAの所属するスターアライアンスは東南アジアでは強いから、シンガポール航空などでも貯められるので、色々やりようはあるのだが、ソニー銀行がキャンペーンを始めたので確認してみた。

どんなキャンペーンかというとソニー銀行ANAウォレット(海外のATMで日本の銀行口座から割安な手数料で現地通貨を引き出せるカード)をもっていると、外貨預金に対してANAマイルをくれるというもの。

ただし金利は低くて、米ドルなら0.1%のみ。ただし米ドル1年定期なら、満期に100$あたり64マイルをもらえる。通常の米ドル預金の金利が1年ものは1.4%なので、仮に$10,000(約110万円)を預けた場合、

1)税引後 約$8弱+6,400マイルをもらえる
2)普通の米ドル預金なら税引き後、約$112もらえる(税率を20%で仮計算)

の2択である。つまり$112-$8=$104をもらう代わりに6,400マイルがもらえるという計算である。マイルを有効に使えばビジネスクラスにアップグレードできたり、日本帰国時に国内線で使えたりするので、使い切れる人なら元が取れるだろう。

私はソニー銀行の口座はあるし、カードは無料なので、作ろうかどうか、ちょっと迷っているところである。日本にいるときは思わなかったが、海外生活を体験するとドルに対する抵抗が薄れ、むしろ米ドルをもっていないと国力が落ちて、通貨の価値が下がる日本円だけではダメなのではないか、と思う。

まぁ、日本円の価値が下がっているので海外からのお客さんが増えて日本もインバウンド需要でドラッグストアが儲かったりしているようなのだが、、、。

こうやって世界の経済が均衡していくのかな、とも思うが、個人としては米ドルをもって金利の代わりにマイルをもらうのも面白いと思う。

詳細は以下にソニー銀行のリンクを貼っておきます。金利はカードをつくる、のページにいくと見れます。このあたりは少し不親切なHPになっていると思うが、人によっては結構、価値のある情報化もしれないので、今回のテーマにしてみた。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/anasbw/


2019年10月22日火曜日

ユニクロのポケッタブルパーカーが便利な件

インドネシアは暑い国だが、とにかくクーラーが効きすぎな場合が多い。

これは東南アジア共通で寒いくらい涼しいことがおもてなしだから仕方ないが、日本のように弱冷房といった概念はないのか?と思う時もある。また飛行機の中は致し方ないがやはりとても寒い時が多い。

こんなときに大変重宝するのがユニクロのポケッタブルパーカーだ。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/413975/

軽くて小さくコンパクトにたためる。すごく薄手だが、これ1枚あるとかなり違う。

インドネシアの人は日本人だと暑いと感じる時でも寒いと思うらしく、雨期には長袖の人も多い。バイク通勤なので、転んでも大丈夫なように長袖を着ている人もいると思うが。

話は戻ってポケッタブルパーカー、かばんに入れておくと便利である。

2019年10月17日木曜日

スマラン旅行記

じゃかるた新聞にスマランの紹介記事が写真付きででている。スマランはジャワ島で3番目の都市。位置的にも西端のジャカルタ、東端のスラバヤの間で、日本でいうと東京と大阪の間の名古屋的位置づけだ。

物価も安く、治安もそこそこ良い。日本人学校はないが、日本人も百人程度は住んでいるだろう。写真だとこんな感じの昔のオランダの建築物も残っており、インドネシアらしくないエリアもある。ジャカルタだと北部の海のそばのファタヒラ広場にもオランダ時代の建築物が残っているが、スマランのようにきれいには保存されていないので残念だ。

(スマランの象徴的建造物)


過去、スマランに旅行したがとても良かった。意外と日本人でスマラン旅行をする人は少ないと思うが、おすすめなので、過去のスマラン旅行記のリンクを貼りつけておく。


過去記事;スマラン旅行記

2019年10月16日水曜日

インドネシアへの投資

海外にいると投資したくてもできないことが多い。

日本で証券会社の口座をもっていても海外に行くと言うと売買ができなくなる。ただ保有して配当を受け取るだけ。まぁ、地方税とかがかからなくなるので節税といえば節税だが、放置するだけになる。

インドネシアの現地の人で大手の部課長さんレベル以上、かつ中華系ならシンガポールに銀行口座や証券をもっていることが多いが、日本人でそれを作るのは結構大変。最近は海外にいってもNISA(免税口座)の維持は本年から可能となったようだが、まだそんな程度だ。

で、預貯金だけ、というのもつまらない。どうにかならんものだろうか、といつも思う。

後は、やはり今いる時間や空間を活かして旅行や習い事をするのは一種の投資としてはありだ。インドネシア語以外に英語の個人レッスンをうけても結構安い。ただし、今どきはネットで英会話をスカイプで英語ネイティブのフィリピン人と行うのも普通だから、ここのメリットは限定的だろう。

もし投資するなら米国ETFでEIDO(i-shares Indonesian index fund)やIDX (VanEck Vectors Indonesian index fund) という銘柄でインデックスファンド投資家と思う。
ただインドネシアは期待値が高いので、数値的には割高。

個別ならテレコムセル、インドサットという通信会社、インドフード、アストラ(多くの日系自動車メーカーと提携)あたりが有望。日本にいたなら、SBI証券でこれらの銘柄は購入ができる。

それと円高が進めば思い切ってルピアで大きなもの(家具、電化製品など)を買うのが今できることとして有効かと思う。

ご参考;ジャカルタの家具屋の記事


年中同じような暑さなので服は簡単でいいし、インドネシアは意外とお金を使わないので、日本に行くと欲しいものが多くて散財してしまう人も多いと思う。特にゴルフ用品は贅沢税のような関税が大きいので日本で買わないといけない。インドネシアはゴルフボールは(ゴムの木が多いので)自国でつくっているから、普通の値段だがクラブは高くて困る。ただ中古屋も多いので売買できるのは非常に助かる。中古屋もあちこちになるので便利だ。

ご参考;中古ゴルフクラブ屋の記事


2019年10月14日月曜日

インドネシア、ジャカルタの治安・雇用

ここ数年、特にジョコウィ大統領になってから、ジャカルタを中心とした治安は年々良化しているように感じる。

もちろん、夜の一人歩きなどはもっての他だが、車で移動すれば相当リスクは減らすことができる。

そこでいつも思うのだが先進国と違い新興国の政治の最重要課題。これは治安維持だ。そうでないと政権が転覆してしまうし、暴動がおきれば海外からの投資も減り、経済も低迷して悪循環だ。

なので、インドネシアの残業代は土日だと2-4倍の時給だとか懲罰的な金額である。つまり残業をたくさんさせるのあれば、たくさん雇用して残業を減らした方が得ですよ、と誘導しているのだ。

雇用が生み出されれば、治安は良くなる。仕事がなくて貧乏なのと、仕事はあるのだが貧乏なのでは、治安維持のやりやすさが格段に違う。

前者は不満が暴動につながるリスクがあるが、後者なら皆工夫して昇給することや残業などで一生懸命働く好循環が働く。だから、特に新興国の治世者は「仕事の確保」に苦心する。

今、インドネシアやジャカルタは安定した治安、経済を謳歌しているが、最近は政治の宗教色がやや強まってきている気がする。多様性の中の統一、国家による宗教統制の無さなど、イスラム教徒の多い国では「寛容」「多様性」を軸に経済を伸ばしてきた国であるので、ぜひこの強みを伸ばしてほしいと思う。

実体経済は人口構成の5%に満たない中国系の人が9割以上の富を握るいびつな構造であることは周知の事実だが、経済成長で富の再分配が進み、急速に中間層や富裕層が増えている。ゴジェックなどのインターネットを活用した企業(起業)も増え、従来のような資本集約型産業だけではなくなっている。

底抜けに明るい性格、時間はルーズだが寛容な世界を維持して、治安や雇用を維持してほしい。経済も好調を続けてほしいと思う。最近のデモの多発や香港のニュースを見て、改めてそんなことを考えている。


2019年10月11日金曜日

手のり財布

インドネシアはコインを使う機会が少ない。それとクレジットカードを多用しているがVISAかJCBでほとんど事が足りるので、日本にいる時のようにポイントカードとかが不要で財布を軽くすることができる。

財布が小さいと何かと楽。ということで、以下の「手乗り 財布」をお勧めする。私もすでに何個かこれを使い潰しているが、1年程度は十分に持つし、とにかく軽くて、小さくて便利。中には用心のためにお財布を複数持ち歩いて、お金を分けている人もいると思うが、そういう用途にも使える。


インドネシア、いや日本でもこのようなものはなかなか無い。小銭入れとお札入れの両方の機能があって、安価で小さくて軽い。カードも6枚程度まで収納可能。

南国では理想の財布である。

いずれ中国や日本のようにXXペイといった携帯電話の画面で支払いをする方式が増えてくれば、もっと便利になるのだろうが、今はカードが現金の支払いが必要。お財布はまだまだ必需品である。

インドネシアで日本のアマゾンのような品ぞろえがあるといいのだが、、、。

2019年10月10日木曜日

再掲)インドネシアから日本へ安価に(めちゃ安!で)電話する方法

以前にも記載したのだが、少し時間もたったので、再掲しておく。これは本当に便利な裏技(?)で、日本への国際電話が数十円でかけられるので、覚えておいて損はないと思う。今どきはラインやスカイプで電話もできるのだが、確実に国際電話したいときも少ないが中にはあるので。

私の場合はクレジットカードの不正利用被害にあったときに日本のカード会社に連絡する必要があり、この技を活用した。最初は知らなかったので、非常に金額がかさみ損をしたが、今のインドネシア在住の方は、ぜひ、これを試して無駄のない通信費としてほしい。

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今どき、日本の家族との電話はスカイプやiphone ならFace timeで無料電話するのが普通だと思うが、時にはインドネシアから日本に電話をしなくてはならないときがある。

カード会社への電話だったり、日本の学校への電話だったり、不動産会社への電話だったり、親戚への電話だったり、家族でない人への国際電話をかける場面が出てくることがある。

そんなときに役に立つのが、コチラ。電話番号の前に5桁の数字をつけるだけで、国際電話が激安、格安になる。IP電話か何かの原理だろうか。背景は不明だが、国際電話を安くする番号として覚えておいて損は無い。1分あたり、13円程度なので、日本で携帯電話で国内電話をかける以下の価格。これなら料金を気にせずに、気楽に電話できますね。

この番号、携帯電話の会社によって異なっている。

<テレコムセル>
一つ目の番号は、01017である。
01017-81- 市外局番のゼロを取った日本の電話番号で、1,500rp/分(2017年11月現在)で済む。邦貨で13-14円/分である。殆ど国内電話と変わらない価格である。
テレコム社のHPでの01017の説明はこちら。

理由はわからないが、テレコム社にはもうひとつ番号があって、それは「01019」である。こちらにかけると、何と更に安く日本に電話できる。この2つの番号は国によって、価格が違うので、かける国をチェックしてからかけるとお得が追求できる。日本への料金は、1,000rp/分(邦貨で8-9円/分)と激安である。
テレコム社のHPでの01019の説明はこちら。


<インドサット>
テレコムセルの次に大手なのが、インドサット社。こちらも、どうようなサービスがある。番号は、「01016」である。テレコム社とは番号が違うので、注意。
01016のインドサット社の説明(HP)はこちら。
インドサット社の料金は、1,500rp/分。テレコムセル社の高い方のプランと同値だが、国際電話でこの料金なら、納得の価格であろう。


<まとめ>
テレコムセル01019 or 01017 を電話番号の最初に入れて、国番号、0を取った市外局番でかける。

インドサット01016を電話番号の最初に入れて、国番号、0を取った市外局番でかける。

たったこれだけで、国際電話が1,500rp/分(13-14円/分)かそれ以下でかけられる。覚えておいて、損のない小技である。


<国際電話とは関係ないですが、余談>
ちなみに、自分の携帯電話に入っている「プルサ(前払い料金)」を他の人にあげることもできます。自分のプルサを人にあげる方法はこちら。

そもそもの携帯電話の使い方、前払い費用のチャージ方法は、こちらです。ロッテマートやハイパーマートなどのレジでチャージできます。なので、クレジットカード払い(VISAなど)でチャージしておくことができます。そのチャージ分を毎月のプランに当て込む、テレコムセルに前払いしていた分から随時、引き出して、プランを買うというイメージになります。
携帯電話 (Telekomsel)の使い方 - 操作、コマンド、プルサチャージ



2019年10月8日火曜日

APPLE MUSIC i tunes storeの音楽・映画を安く買う!

iphoneユーザーも多いだろうが、せっかくインドネシアにいるなら、インドネシアのアップルIDを取得するととても便利だ。

日本だと購入できないインドネシアのヒット曲がとても安価に買える。日本だと1曲250円とかするのに、インドネシアなら1曲50円程度だ。

日本のIDをインドネシアに変更しても良いのだが、インドネシアだと落とせないアプリとかがあるので、当方は2種類登録した。アップルのHPを見ても居住国でIDを作ってくれと説明があるので、堂々とつくれるし、一番大きいのはインドネシアのApple Store& itunesのプリペイドカードが入手できることだ。

日本と同様に購入、削ってパスコード等を入力する、それだけでルピアベースの買い物ができるようになる。仮に半分しか使わなくても、日本の半額以下なのは確実なので損はないし、日本の曲も購入できるのだ。

日本のものは最新のものは買えない場合もあるが、欧米の曲はすぐに購入できる。これは本当にお得なので、ぜひ試してみては、と思う。

2019年10月6日日曜日

旅行の便利グッズ

あちこち旅行に行くにしても、便利グッズがあると何かと楽。一方でインドネシア国内の通販(例えばラザダ)でも買えるが、日本のクレジットカードが使えなかったり、その場合は、コンビニ支払いになったりして、ちょっと不便なので、日本での買い物というのが何かと便利である。

まずは以前も記載したことがあるが、CABIN ZEROのリック&ビジネスバッグ。とにかく軽くて(700g!)量が入る。何かと出張時など便利である。バティックの着替えなどを持っていく時も便利である。

なお、バティック購入はいいものならパサラヤデパート、安くていいならタムリンシティでしょう。500円程度から買えます。むろん、高いものもたくさんあります。ちょっと複雑な形のショッピングモールなので、初心者は奥に行きすぎて迷わないように注意した方が良いと思うが、ジャカルタ中心部にあるのにローカル感が満載で、なかなか面白いショッピング・モールである。

話は戻って便利グッズ。リュック&ビジネスバッグ。

こちらは普段使いに便利な28L、




こちらは出張や旅行にも便利な36L

実際に自分でも購入してみたが軽くて安価、使い勝手が良い。英国発のブランドらしいがなかなかだ。日本だと東急ハンズで売っている。実際に東京駅の大丸の中に入っている東急ハンズで手にとって確認できる。


それと便利なのが、こちらの重量計。LCCに乗る人ばかりではないと思うが、LCCは重量制限が厳しいので、近場のマレーシアやベトナムなどにLCCで旅行する人は重宝するだろう。また、日本帰国時のトランクの重量を図るにも便利だ。最大50Kgまで計量できるので、これは助かる。値段も安いので、一時帰国時に仕入れておいて損は無いと思う。


それから暑い国にかかせないのが「速乾Tシャツ」。スポーツの時も良いので、ゴルフの前後やビーチに行くときにも最適だ。値段も安いし、速乾で快適。ショートパンツもあるので、両方揃えても良いだろう。どうして、こういうものがインドネシアでは買えないのか(メジャーでないのか)残念だ。絶対流行ると思うのだが、価格が優先なのだろう、、、。



ショートパンツも揃えると快適そのもの。水をこぼしてもすぐ乾く。値段も安くて、ポケットにジッパーがついているので、運動しても物が落ちなくて便利。



更には水着兼用のショートパンツもある。写真はブルーだがおとなしめのグレーなどもあり、普段にも使えるのでビーチではこちらの方が便利かもしれない。とにかく安くて品質もそこそこなので、1着持っていると重宝する。



あとは速乾タオルだろう。しかも、このタオル、めちゃめちゃコンパクトになるので、旅行の際はとても便利。普段、プールに行く際にもカバンに小さく入るし、すぐに乾く。単身赴任をしている人なら、選択できない日でも勝手に乾いてくれるのでチョー便利だ。


日本だとこういったものが色々買えるのだが、ちょっと便利なものはインドネシアでは少し買いにくい。東急ハンズの安いお店ができれば、結構流行るのではと思う。

インドネシアの人にお土産で速乾タオルやシャツをあげても喜ばれるのではないかと思う。運転手さんなどはバイク通勤だから、雨天時は大変。日本のレインコートは高性能なのでほしいともいわれるが、少々高いので、シャツでも便利グッズでとても喜ばれるだろう。機能の説明が少し難しいが。

Ini Cepat Kering!(イニ チュパット クリン=これは、すぐに乾くんだよ!)
Jadi Nyaman.(ジャディ ニャマン=だから、快適だよ)

こんな単純な説明で十分に伝わると思う。







2019年9月19日木曜日

JAL 成田ージャカルタ便を減便

JALは11/12-12/13までの1ヶ月の間、需給調整として減便を行うそうだ。

具体的にはJAL729便(成田18:00→JKT23:50)、JAL(JKT6:40→成田16:20)が週7便、つまり毎日あったのに週4便となる。確かに混んでいる時期ではないが、出張等があるJALユーザーにとっては不便極まりない。

ただでさえ、アジアではJAL、ワンワールドが使いにくいので、インドネシアではANA、スターアライアンスの組み合わせがお勧めだ。

もっともガルーダはJAL,ANAと各々共同運航を行っており、それぞれのマイルが便によってはつけられる(運賃によるので安い券種だとマイルが付かない)。

ANAのガルーダマイルは以下のアドレスに記載されている。
エコノミーならY,Bなら100%、M,K,Nなら70%、Q,Tなら30%の区間マイルがANAにつけられる。発券された券にランクが記載されているので、それを見るとANAへのマイルがいくらになるのかわかる。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/tk/ga.html


一方、JALは関空⇔ジャカルタ、中部⇔ジャカルタのガルーダ便に乗った場合、JALのマイレージにつけることができる。
https://press.jal.co.jp/ja/release/201904/005152.html

一番安心といわれているガルーダ航空が日本では提携先の無いスカイチームであるのが痛いが、上記のようにANAのマイルにせっせと貯めるのが得だと思う。




2019年8月26日月曜日

インドネシア首都移転計画

人口集中と慢性的な渋滞のあるジャカルタから、カリマンタン島(マレーシア名:ボルネオ島)の東部、バリックパパンとサマリンダの間あたりに首都移転が発表となった。

2021年に工事を開始し、2045年に完成という長期計画で、インドネシアのことなので、終わりはさらに伸びると思われる。仮に2045年終了としても今から26年もかかるという壮大な話だ。

ただバリックパパンというのは悪くないと思う。石油コンビナートもあり、道路状況も良い。渋滞もなく、治安も非常に良いうえ、海もきれいで住むには良いところだ。

私はバリックパパンに行ったことがあるが、風光明媚な良いところだった。


こちらが町の写真だが、見てもらうとわかるように道路の状態がとてもきれい。ジャカルタとは偉い違いだ。


海だってきれいだ。バリよりもよほど水が澄んでいるし、人も少ない。

更にはオラウータンの保護区があって、オラウータンを見ることもできる。宿泊も可能なロッジもあるが割高だし、他に見るものもないのでお勧めしない。都市部に宿泊して日帰りするのが妥当だろう。ただ中にはこんな保護区に1週間とか滞在する欧米人も結構いるようである。
そして、カリマンタンの他の地域のように水上都市がある。海の上に杭を打って家をつくり、町ができているのだ。一種のベネチアみたいなものである。

しかも衛生状態も悪くない。

そんなこんなで首都移転は移転する人には決して悪くない土地の選択だと思う。

ビジネスはジャカルタに残るだろうが、もし機会があれば、バリクパパンへの旅行もおすすめできる。ただ、タクシーがいないので、ウーバーを呼ばねばならない。

ウーバーを呼ぶときには電話がかかってくるので、あらかじめ話すインドネシア語を考えておく必要があるのが厳しいところだ。または一日車を貸し切りにするのが、観光には便利だろう。








2019年8月11日日曜日

インドネシアの停電、機内持ち込みもできるバッグ CABIN ZERO

先日は長時間の停電がインドネシア中で発生。停電はちょくちょくおこるものだが、ここまで長時間かつ大規模に発生するのは久しぶりかと思う。

停電になるとクーラーなどが使えなくて困り、夜ならば電気がこなくて暗いのが困るだろう。もっとも大規模なアパートは自家発電を備えているところも多いので、家にいる限り
なんとかなっているだろうが、今回のことで備えをしないとな、と思った人も多いだろう。

日本と違ってホームセンターで便利な防災グッズは売っていないが、エース(インドネシアのDIYショップ エース:ACE)にいけば、色々自分で買いそろえることができる。

今回はこれを機に購入を考えたいものを数点。

まずは大型バッグである。でも、防災だけのために使うのももったいないので、旅行にも使える軽くて機内持ち込みができて、かつ高くないものとして、以下のキャビンゼロのバッグ(英国発)がよさそうである。最大で44Lも荷物が入って、1Kg以下の重さで海外旅行にも重宝しそうである。

クラッシック、ミリタリーと2種類あり、色々なサイズがあるが、大容量入り、体の前で肩紐を閉じ、重さが分散できるミリタリータイプの方がよさそうである。




こちらはクラッシックタイプ。取っ手が上部と横についていて、ビジネス用途にも使えそうである。容量も色々あるが36Lでも十分すぎる大きさ。もう一段小さい方が日々には便利だろう。


そのほかにLEDランタンもあれば便利だが、これはACEで購入可能と思われる。

備えあれば憂いなし、飲料とクラッカーなどすぐ食べれる菓子類、それと懐中電灯や携帯の充電器などが入る大容量バッグがあれば便利だ。

2019年7月26日金曜日

再掲 ジャカルタからのおすすめ 短期旅行先

せっかくジャカルタにいるので旅行に行きたいときのおすすめ先(過去記事)を再掲する。一般的なバリ島も良いが、ちょっとマニアックな行き先もあるので、気になる人はぜひ試してほしい。日本からではなかなか行きにくい行き先もたくさんあるので。

ジャカルタから一泊二日程度の旅行おすすめ


ギリギリ一泊二日でもいけるが、二泊三日ならスラバヤがおすすめ。



車でよければ穴場ビーチはこちら。

プラブハン・ラトゥ、チロソック


2泊3日が良いが、スマランもおすすめ。

スマラン旅行記


何しろインドネシアは航空運賃が安いので、ネットで予約してあちこちをリーズナブルに旅行できる。ガルーダならANAマイルもつく場合がある(券種による)ので、さらに良い。

航空券のネット予約記事(トラベロカが使いやすい)

ガルーダでANAマイルをつけられる券種と比率

今年の5月から関西・中部からジャカルタへのガルーダはJALと共同運航しているので、使えないガルーダマイルをためるよりはJALマイルをためる方が良いと思う人も多いだろう。特に関西・名古屋方面に帰る人は成田や羽田経由より時間の節約になるが、マイルもたまらないのでシンガポール乗り換えをしていた人も多いと思う。ガルーダの日本直行便ならJALマイルですね。

https://press.jal.co.jp/ja/release/201904/005152.html









2019年7月24日水曜日

ジャカルタからミャンマーへ旅行(4)

夜は現地の娯楽で有名な人形劇をレストランで楽しむ。言葉はわからなくても意味はわかる。人形さばきはさすがプロだと思う。


また、夜は仏塔のライトアップも行っている。こんな感じである。


あたりに全く照明がないため、仏塔のみがクリアに浮かび上がっており神秘的である。


空からのバガンの風景。こういった草原に多数の仏塔がある。人口は少ないので、なぜここにこんなに多数の仏教遺跡が残されたのか、少々不思議であるが、なかなかお勧めできる観光地である。

ちなみに首都ヤンゴン市内には大きい公園と遊園地があり、そこでも十分に楽しむことができる。

かいつまんでの旅行記録になったが、インドネシアとはまた違ったアジアである。また、実際に行ってみると思ったよりも治安が良いと感じたが、外国人は入場できない地域もあるなど、まだまだそういう意味では難しい面が残ってる国である。

これでミャンマー旅行編は終わりだが、過去のスリランカ旅行編に興味がある方は以下リンクから見ていただければと思う。こちらもなかなか良かった。おすすめです。

スリランカ旅行



2019年7月22日月曜日

ジャカルタからミャンマーへ旅行(3)

バガン遺跡の続きである。人がほとんどいないエリアもあり、広大な土地に延々と仏教遺跡があるのが、とにかく絵になる。馬車で廻ることもできるが、結構遅く、暑かったので小学生以上でないと厳しいだろう。



そうはいっても遺跡好きなら、たまらないだろう。登れる遺跡も多数であり、登れば爽快だ。遺跡のふもとでは、さとうきびジュースを売っているお店もあり、美味。

また近くのレストランでは以下のような食事を一人3-4百円でたのしめる。



治安のよいインドネシアの地方都市、といった感じである。

ちなみに宿で頼むとこういう馬車がやってくる。ちょっと高くて半日で3-4千円する。


2019年7月21日日曜日

ジャカルタからミャンマーへ旅行(2)

旅のメイン目的地、バガンである。仏教遺跡だらけだった。わかるだろうか。広大な土地に非常に多くの仏教遺跡が残っている。多くは11-13世紀に建てられたものである。



こちらは仏教遺跡の一角。


こんな小さな仏塔もあれば、
結構立派なものもある。こちらも小さめのものであるが、中に入ることができる。

こんな感じである。7-8百年前の遺跡だがしっかり残っており、こういったところに触れられるのは非常に稀有な体験であり、非常にお勧めできる。

大きな仏塔となると、こちらのような寺院となる。仏様の弟子、アーナンダーさんを祀った寺院である(日本名:阿難)。

ここが入り口。ちょっとした土産物売り場になっている。


そして内部。欧州の教会のような荘厳さも感じる。

壁にはたくさんの仏さまが鎮座している。こういった寺院が多数あり、見ごたえがある。前にスリランカにも旅行にいったが、スリランカも仏教国であったので、色々話もつながる部分がある。


2019年7月20日土曜日

ジャカルタからミャンマーへ旅行(1)

だいぶ前の話になるが、ジャカルタからミャンマーに旅行した。もうすぐ夏休み(といっても年中夏だが)も近いと思うので(レバラン休みは終わってしまったが)、ここでアップしておこうと思う。

現在、ジャカルタからミャンマー(首都ヤンゴン)へは直行便がないと思う。一方、日本からは直行便がある。日本経由で行くわけにもいかないので、シンガポール経由で旅行した。その時はジェットスター航空が一番安く、値段に負けてジェットスターを使かったが、シンガポール航空もでているので、乗り継ぎは確実にシンガポール航空が楽だと思う。

ミャンマーのバガンには、有名な仏塔遺跡がある。これはインドネシアのボロブドゥール遺跡、カンボジアのアンコールワット遺跡とならぶ3大アジア仏教遺跡である。これが今回の目的だが、ミャンマーはインドネシアから行く人は少なく、レバラン休暇中なら穴場であると思う。

こちらがヤンゴンの空港。かなりちいさくコンパクトな空港で日本のスーパーホテルの看板(日本語)があったり、ちょっと面食らった。

ミャンマーといえばお寺。仏教国である。こちらはヤンゴン市内で有名な「シェタゴン・パゴダ」である。パゴダとは仏塔のことであり、市内に色々なパゴダがある。タイ同様に熱心に皆さんお参りしていた。


窓、というより、出入口にあった文様なのだが、これがなかなか良いデザインであった。



こちらはアウンサン市場。立派な石造りの建物。道路向かいには立派な近代的デパートも立っている。


市場の1Fは広々した食品市場が主であるが2Fはこんな感じ。民族衣装なども販売している。英語が通じるので大丈夫である。





ちなみに食事はインドネシアより安く、おいしい(これで一人当たり150円くらい)。日本人の口にあう。

そんなこんなでヤンゴン市内を楽しみ、今回のメインであるバガン遺跡に向かう。飛行機は初めて乗る「エアーカンボーザ」である。これでヤンゴンからバガンまで直通でいける。


仏様のような方が尾翼にかかれており、ありがたい感じである。予約はネットで現地の日本人がやっている旅行会社を探し申し込んだ。



2019年7月7日日曜日

インドネシアでATMを使う

インドネシアはATMがたくさんあるし、24時間営業のATMも多い。治安が心配なので、人気(ひとけ)のないところでのATM出金は避けてるべきだと思う。

ショッピングモールにいけば、たくさんの銀行のATMが勢揃いしているので、どこでも出金できる。会社によるのだろうけど、インドネシアの銀行に入金してくれる会社もあれば、そうでない会社もあるだろう。

後者の場合、クレジットカードのキャッシングという手もあるが、私のおすすめは円貯金をルピアで引き落とす方法である。

円のタンス預金をしている人も多いだろうが、特に最初のうちなど想定外にお金が必要になるとき、クレジットカードが使えないときなど、ATMからの引き出しは本当に便利。日本だとATMからの引き出しは当たり前なんだけど、海外だと躊躇している人もいるだろうが、やってみれば極めて簡単である。ほとんどのATMは英語表示もできるし、中には日本語表示がでてくるATMもある。

ところでATMからの引き出しに向いている日本のカードだが、具体的にはソニー銀行の「ウォレット」(https://moneykit.net/lp/sbw/daily/)やJALカードのやっている「グローバル・ウォレット」(https://www.jal-globalwallet.com/guide/atm/)あたりである。

どちらも円預金から引き出しする形でクレジットカードのキャッシングと違って利息が発生しないので、お得である。

その他にもJTBがやっていた(今はアプラスがやっている)「マネーTグローバル」(https://www.aplus.co.jp/prepaidcard/moneytg/)もある。指定の口座に振り込んだ範囲の金額で引き出せる。だけども預け入れ金には金利がつかないというものである。

個人的にはソニー銀行が一番使い勝手が良いのではないかと思う。

唯一の難点はATMの引き出し上限が小さいこと。3万円程度が上限額だったりするATMも多いので、そこが面倒である。

なので、極力VISAなどのクレジットカードを使うのが、賢い消費者かと思う。

2019年6月25日火曜日

台湾の鳥市場とインドネシアの鳥市場


中国や東南アジアでは鳥を飼うのがポピュラー。インドネシアも鳥かごを並べた鳥やがある通りがあるが、台湾でも同様だった。更に写真のように道路に(足環をつけて)鳥を置いている。オープンスペースに鳥がいるので、びっくりだ。


ご覧のような、ながーい鳥籠まで販売している。台湾は(当然だが)漢字文化なので、日本からだと海外に来た気がしないかもしれない。インドネシア人の旅行者には合わなかったので、少ないのではないかと思う。

インドネシアの鳥市場といえば、こんな感じで鳥かごが並び、ちょっと雑然としている。

更に、こんな感じのバイクがいたり、

こんな感じで鳥かごが並んでいたりするので、台湾の鳥市場はなんだかんだ言って整然としていて、日本に近いと言える。

ちなみにインドネシアの鳥市場はマラン(スラバヤの近く)の写真である。日本人観光客は、ほぼ皆無であるが、行くとなかなか楽しい。おすすめである。

2019年6月23日日曜日

Enaak (スナック菓子)を台湾で発見!


インドネシアで美味しいお菓子のひとつ、エナック(=美味しいという意味)。名前の通り、美味しいうえに安い。日本でいうところの「ベビースターラーメン」にそっくりの味。

おかき、おせんべいが手に入りにくいインドネシアでは、ポテチ以外に塩系のお菓子となると、限定的。なので、非常に重宝する。日本人ご用達の日系スーパー「パパイヤ」で入手できるのだが、なんと同じものを先日旅行に行った台湾で発見。

輸出バージョンなのか、英語の他に韓国語まで記載されているが、間違いなくインドネシアのお菓子、エナックである。美味しいはEnakが正しいつづりなので、Enaakは「おいしーい」といったところか。

インドネシア価格は20-30円程度だが、これも同様だった(と思う)。やはり美味しいお菓子は世界中で受け入れられるのだな、と思った。インドネシア発で世界展開しているお菓子はあまりないだろうから、少しうれしくなった。

2019年4月21日日曜日

中国の発展

この写真は上海近くの町、蘇州のビル。シンガポールのように近未来的なデザインだ。

先日、所要があって中国に行ってきたのだが、その発展ぶりに驚いた。一党支配ということもあり、自由がないのかと思いきや、ここは本当に共産主義国か?と思うほど、人々は自由で経済も発展していた。冒頭の写真のビルもそうだが、町中がきれい。ごみも落ちていない。治安もよい(その代わり、町中にカメラが多い)。

もちろん、世界で1番人口が多いのが中国、2番目がインド、3番目が米国で、4番目が我らが(?)インドネシアであるわけだが、人口(需要)が多いことを活かした経済発展は目覚ましい。日本も中国に対するODAを最近やめたけど、そんなの必要ない、十分に発展している。

一方で、インドネシア。治安は最近は良いが、夜の一人歩きなんてもっての他。町もごみが多いし、街灯も本当に暗い。こういった意味では、首都ジャカルタをもってもいまいち。ぜひ、改善していってほしい。

で、こちらの写真も中国。高層マンションが並んでいるところは、なんとなくジャカルタやスラバヤのようであり、写真を見ただけでは、どこの国かわからない。

また、空間に余裕があって、緑も多い。このあたりはインドネシアとすごく似ていると感じた。逆に日本は狭くて、緑も少なくてダメ。

(中国は)空気の質もジャカルタと似ている。ちょっと曇りががった感じ。だから、中国では環境問題が結構重要で、町中、電動バイクばっかりだった。音がしないので、ちょっと怖いけど、環境には非常にやさしい。ちゃんとアクションがされていると感じた。

もうすぐ大統領選挙。個人的にはジョコウィ大統領に続けてほしいが、こういった環境面も力を入れていってほしいと思う。地下鉄もその一環だとは思うけど。


2019年4月2日火曜日

ABCのサンバル どこの会社の製品?

ABCサンバルアスリ340g

インドネシアでサンバルといえば、自家製のものが多いが、写真のABCのように市販の量産品もある。味はちょっと落ちるが、タイのチリソースやナンプラー同様、日本でも見かけることができる。コーヒーや輸入食材を扱っているカルディやなどで見かけることができる。でもちょっと高い。インドネシアの3-4倍程度の値段だと思う。写真の335ml品で400円前後である。

で、雑談になるが、この「ABC」ブランドの親玉、どこかご存知ですか?

いや、もちろん現地の会社が作っているのだが、親玉はお約束のオランダ系ではなく、実は米国系、「クラフト・ハインツ」が持っているブランドである。あのトマトケチャップや、チーズなどを製造・販売している会社である。

そういえば、ハインツのケチャップとは似ているような、、、。多分、粘度の高いソースの作り方は非常に似ているのだと思う。瓶から出しにくいところまで一緒なのだが。

こう考えてみると、インドネシアは新興国だけあり、日常は外資であふれていると思う。その意味でも、人種という意味でもインドネシアは日本以上に国際化している。これから本当に伸びる国であると思う。







2019年3月30日土曜日

ガルーダ航空 ジャカルター名古屋線開通(3/24-)

1週間ほど前になるが、ついに、ガルーダでジャカルター名古屋線が開通。ガルーダなので、マイル面では日系航空会社につけられるか不明(ANAならつく?)だが、直行便ができることで名古屋、豊橋、浜松方面に帰る人は相当便利になる。

ジャカルタ発は、火金土日の22:15で名古屋着が翌朝7:25、

名古屋発は、月水土日の朝10:00で、ジャカルタ到着が15:00のスケジュールである。

ジャカルタ発が夜なのが、家族で帰国するにはやや難であるが、逆に考えると目いっぱい日本に入れるともとれる。帰りの便はちょうどよい時間である。
ジャカルタ発が夜便で、日本初が昼前後というのは、ジャカルター関空と同じスケジュールで、めいっぱい遊ぶ(仕事する)インドネシア人をターゲットにしているのかな、とも思う。

とにかく、直行便の行き先が増えるというのは、喜ばしいことである。ずいぶん、長い間、名古屋便ができる、できないというのがあったが、やっと飛んだので、航路継続を期待したい。

(ガルーダのプレスリリース)
https://www.garuda-indonesia.com/files/pdf/jp/news/TYOGA-3-MAR2019.pdf


羽田、成田ージャカルタはJALとコードシェアしているので、JAL便で買えば、マイルが貯まる。

ANAはガルーダに乗ってマイルが貯まる。ジャカルターと関空、羽田、成田だけではなく、ガルーダの国内線でもマイルが貯められる。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/tk/ga.html

ガルーダは、ANAと元々提携していて、JALに切り替えると言っていたけど、結局、両方と提携しているような形であり、けんかなどを好まない(かつ、少しあいまいな)インドネシアらしい決断のようだ。あるあるインドネシアだと思った。


2019年3月28日木曜日

インドネシア初の地下鉄いよいよ開業

既に話題になっているが、インドネシア初の地下鉄(MRT)が3月24日から、ジャカルタで開業。

最初はネットで申し込むと無料らしく、さっそく多くの人が試乗しているらしい。

先進国への道は、空港まで電車があるか、地下鉄があるか、などといわれるが、両方を獲得。先進国には、まだ遠いが、やはり着実に発展している。

でも、地下鉄は補助がないと非常に高い金額になるらしい。それはそうだと思う。また、今はトランスジャカルタ(2両連結や専用車道のある路線バス)が公共交通機関のメインだが、今後、地下鉄の距離が延びれば、徐々に、地下鉄もメジャーになって、渋滞も減るのでは、と淡い期待がある。

もっともそれ以上に豊かになる速度が速く、インフラがおいつかないので、渋滞は続くのかもしれない。とにかく、渋滞による経済損失は、めちゃめちゃ大きいので、何とかしてほしいものである。よく、インドネシア人は1/3仕事・家庭、1/3ベッド、1/3車やバイクでの通勤といわれるほど、移動に時間を使っている。非常に生産的でない状況だ。渋滞の巻き起こす排ガスは、環境にも悪い。

何はともあれ、日系企業が多くかかわっている地下鉄である。運行等は問題ないと思うが、これが根付くか。中心部のホテルインドネシア周辺から、ルバックブルス(南ジャカルタのカルフールのあたり)までの短い距離だけど、それなりに活用され、渋滞が減ることを望む。


2019年2月23日土曜日

JALのマイレージをアマゾンの買い物で(より)貯める

日本に一時帰国する際、インドネシアで買えないものを大人買いすることはよくあると思う。そんなときは、アマゾンや楽天(個人的には、メールとかがしつこいので嫌い)で買い物をして、持ち帰るのが一般的だと思う。

一時帰国時に買うもの(過去の記事)

ちょっとせこい、いや賢い消費者として、お得にマイルを貯める方法をこの前知ったので、記載してみたいと思う。

日本にいるとJALのHP経由でアマゾンに行くと、200円で1マイルおまけがつくが、海外にいると(住所登録を変えていると)アジア・オセアニア地区のJALマイレージ会員となってしまって、これができない(腹立たしい)。

が、しかし、他にももう一手あった。それは、アマゾンのギフトカードをJALカードで買うこと。それを日本にいる家族にわたして、日本にいるJALマイレージの日本地区会員がJAPのHP経由でアマゾンで買い物すること。

1)JAL HP経由での上乗せ(200円で1マイル)をもらうため、JAL HP経由でアマゾンのギフト券を買う。JALカードでの買い物マイル(200円で1-2マイル、カード種類による)とHP経由の加算マイルが2個もらえる。つまり、200円で2-3マイルもらえる。

2)もう一度、JAL HP経由でアマゾンに行き、アマゾンのギフト券を使う。ギフト券を使っても、JAL HP経由ならマイルの上乗せ(200円で1マイル)があるのだ。

上記の1)2)で最大200円で4マイル(普通に買っていたら1-2マイル)が貯まるのだ!
一時帰国の際は、1回数万円とか、結構な金額を買うことが多いと思うので、とっても有効だ。貯めたマイルでビジネスにグレードアップすることもできる。


既にアジア・太平洋地区のマイレージ会員の場合は、JAL HP経由での買い物ができないので、この裏技が使えないのが残念である。





2019年1月28日月曜日

雑談 BNI銀行のマーク


BNI

インドネシアの町中で、多く見かけるこのマーク。
大手銀行のBNIのロゴである。

Bank Negara Indonesia (銀行、国民の、インドネシアが直訳)、つまりインドネシア国民銀行といった名前であろう。日本にも東京支店がある大手銀行(国有の商業銀行)だ。
かつては中央銀行だった歴史もある名門銀行だ。

で、このオレンジの部分のロゴに注目してほしいが、よーく見てみると「46」という数字に見える。これは、何故かと言うと、1946年創立だから。と、前にインドネシア人の同僚に教えてもらった。

なるほど、46年創業だから、46をロゴに入れたんだね。と納得。そういう意味では、センスの良いデザインだなーと思う。

インドネシアは、結構、センスのよいデザインがあって、こういう才能を活かせば、新しい商売ができるのかも、と思うときがある。

日本は保守的過ぎて、デザインとかが、こじんまりしてしまうのかも。とも思う。

若くて、自由で賑やかな国、インドネシアの良い点は、こういったとこにも現れるのでは?と密かに思っている。

2019年1月21日月曜日

ジャガイモの語源

本日は、閑話休題。雑学だが、日本でもメジャーな野菜、ジャガイモの語源は、インドネシアに関連する。

南アメリカのアンデス山脈が産地と言われる「じゃがいも」は、今では世界的に「ポテト」といえば、じゃがいも、というくらいに親しまれている食べ物だが、日本語名の「ジャガイモ」は、1600年頃(江戸幕府が開かれたのが、1603年と言われているので、江戸時代の開始直前)に、当時のオランダ人によって、日本に運ばれ、ジャカルタから来たイモ、ということがなまって、ジャカルタ・イモから「ジャガイモ」になったというのが通説だ。

南米はいろいろな野菜の産地になっていて、インドネシアでも非常にポピュラーな、トウモロコシも南米(今のグアテマラ近辺)が原産地と言われている。

日本にいて、インドネシアとあまり関係ない仕事をしていたりすると、ジャカルタの位置はもとより、そもそもジャカルタすら知らなかったり、する人もいるが、ジャガイモの話をすると、へぇーとなって記憶に残してもらえる。

もうひとつ、歴史的な意味でインドネシアが世界的に有名になったのは、オランダによる「東インド会社」である。やはり、江戸時代の開始直前にあたる1602年に世界初の株式会社となる東インド会社が設立され、1619年にはジャカルタに拠点がおかれた。

世界の株式会社の始まりが、なんと400年も前にジャカルタにあったのだ。もちろん、オランダ人がこれを起こしたわけだが、インドネシアだって、現地で関連していたのだ。意外な事実であるし、世界史・日本史にはジャカルタも、イモだけではなく、株式会社の始まりという側面でも関与しているのだ。

もちろん、これはご存知の通り、欧州のスパイスを巡る貿易からできた会社。欧州ではスパイスが栽培できないため、生死をかけて長期間、インドネシアまで、スパイス(胡椒、クローブや丁子(ちょうじ)など)をとりに来て、帰ってこない船もいる非常に高いリスクを分散するため、株式という形で、資本家がリスクを分け合ったというわけだ。

イギリスで発展した再保険もリスクの分散であるわけだが、その前の段階で普遍的な仕組みとして、株式会社が成立したのだ。


で、余談になるが、別の話題。
当時、ジャカルタは「バタヴィア」と呼ばれており、その名残から、ジャカルタの車のプレートナンバーは、「B(バタヴィアの略」始まりとなっている。


インドネシアの車のナンバープレートの規則性は、地域を示すアルファベット+数字の組み合わせになっており、
A  = バンテン、チレゴン(cilegon)地区
AD  =     ジャワ島の古都、ソロ周辺
    (ボロブドゥール遺跡も近い、一番近いのは、ジョグジャカルタだけど)
B  = バタヴィア、つまりジャカルタエリア
BA  = スマトラ・バラット、つまりスマトラ島の西
D  = バンドゥン (避暑地のパドマホテルがおすすめ
F  = ボゴール  (ボゴール植物園がおすすめ
H  = スマラン  (馬で散策できる山上のヒンズー遺跡が素晴らしい
などといったようなきまりになっている。

上記で、各地のおすすめ観光地の過去記事リンクを貼ったが、それに関連して、以前にジャカルタから1-3日程度で気楽にいける観光地(日本人には、マイナーなところもあり)を記事まとめている。インドネシアの観光地に、悩む人も多いと思うが、バリだけでは満足できない人の行き先検討の一助になれば幸いである。

ジャカルタからの1泊2日 2泊3日旅行


2019年1月18日金曜日

スラバヤの風景 (3)



スラバヤの早朝の風景。この近くには、日本領事館もある。


別の方面。やはりジャカルタに比べ、空気が綺麗で、空が広い。
高いビルが多くないので、とても良い雰囲気だ。

スラバヤは歩道も広いし、住むには住環境は、ジャカルタより優れていると思う。
日本人はジャカルタに比較して、圧倒的に少ない(公称で約700人、実際はもっと多いと思われる)なので、日本食等はジャカルタに比べると選択肢は少ないが、日本人学校もありますし、違う楽しみができる町だと思う。

すぐ近くのマドゥーラ島で、安いバティックを買ったり、ベチャ(自転車の人力車)に乗ったりして、遊ぶこともできる。インドネシア第二の都市でもあり、ブロモ山も必見。まだ行かれていない方はスラバヤ観光をおすすめする。

参考:スラバヤ旅行記(1)
   スラバヤ旅行記(2)ブロモ山
   スラバヤ旅行記(3)ブロモ山続き
   スラバヤ旅行記(4)マラン

前の記事(スラバヤの風景1スラバヤの風景2)はこちら。

2019年1月7日月曜日

よく見ていたブログが終了して残念

勝手にリンクを貼っていいのか、迷ったが、愛読していたブログ「グッジョブ!インドネシア単身生活」が終了してしまった。

元々、ジャカルタ勤務(2度目)で、インドネシア語が堪能。で、スラバヤに勤務に変わられて、現地のレストラン情報やインドネシア情報に非常に参考にしていた。残念。

そういえば、インドネシア生活当初に参考にしていたブログ「和尚、今度はジャカルタですか?」も数年前に終了したとき、ひどく残念に思ったことを思い出した。

ブログの更新は、皆さん趣味でやっているので、仕方がないのですが、参考にさせていただいた御礼をこの場を借りて、申し上げます。




2019年1月4日金曜日

ガルーダに乗って、JALのマイルのをつけられるの?という話

本日は1月4日。日本は仕事は、お休みの人は多いと思うが、インドネシアでは、既に平常運転の人が大部分だろう。

ところで、去年の10月にガルーダとJALが包括提携したのだが、未だ、JALのHPには、ガルーダのマイルがつくようなことは書かれていない。コードシェア以外、何か進んだのか?と見ていたら、(私は関係ないが)JALの上級会員はガルーダのラウンジが使えるようになったようである。(インドネシア国内では、ジャカルタ、デンパサールのみ)

具体的には、JALマイレージのダイヤモンド、プレミア、サファイヤ、JALグローバルクラブ会員といったカード(ステイタス)を持っている人は、この特典を得られるようである。JALのHPへのリンク https://www.jal.co.jp/inter/boarding/codeshare/jgc_list.html

インドネシアにいる人は、あぁ、あるあるだね。と考えていると思うが、多分、JALの本社の人などは、あまりにもことが進むのが遅いので、相当、イラついているのではないだろうか。今回は、従来のANAとガルーダの関係もあるので、複雑なこともあるが、東南アジア時間とでもいうのか、協議の進みが何かと遅い、突然、ひっくり返るのがインドネシアである。

スカルノ・ハッタ空港の最新、第三ターミナルだって、完成当初から大量の雨漏りがしていた位の完成度でことが進む。こういった点は、まだまだ日本との差が大きいし、それを気にしていない、おおらかな気質なのだ。

なので、気長に待つしか、ないかな。と思っている。





2019年1月1日火曜日

海外駐在時の(個人的な)投資

あけましておめでとうございます。

日本に帰国されている人は、お年玉を払い、インドネシアにいる人はお正月は関係ないので、大みそかの花火や爆竹以外は、季節感のない、普段とそう変わらない週末を過ごされていると思う。

今回は、ちょっといつもと違うお題目だが、海外駐在時の投資を考えてみた。日本から駐在員として、派遣されている人は駐在年数は限定的だが、いわゆるハードシップという名目のもとに海外派遣時に給与の上乗せ(実際、高い日本食や高い教育費でコストもかかるのだが)があると思う。

すべてをパパイヤの日本食で済ませていたとしても、多少は日本にいるときよりも給与が増えていると思う。

一方で、日本の証券会社は海外駐在することを明らかにすると取引ができなくなり、預かり資産として、売り買いできない(出金はできる)状態になる。

ネット銀行はそんなことになっては困るので、実際問題、住所変更をしていない(し忘れ含む)か、実家の住所にするなどの対応をしていると思う。そうでないと、海外からの振り込みや、帰国時にお金の引き出しもできなくなってしまっては困る!(どうでもよいが、この「!」はトランプ氏で多用されており、ちょっと気になっている(流行語とかにはならないと思うが)。

で、本題に戻るが、いろいろ投資はしておいた方が良いと思うのである。自己投資で語学の勉強やゴルフの勉強(?)はもちろん、帰国後の投資に思いをはせる、シンガポールで証券口座を開設する(私は検討したが、難化しているらしいので断念)、などである。

簡単にできるところだと、ネット銀行の外貨預金くらいしか、身動き取れないのだが。もし、ご家族が日本にいる場合は、ご家族に投資を勧めて(代わりに)投資してもらうというのもありだろう。投資の読書としては、以前の記事でご紹介したが「株式投資の未来」をお勧めしたい。リンク先の記事の下のほうに本の紹介が記載されている。
大学教授が書いた本でもあり、データを多用しているので、少々学術的・難解で読みにくいが、内容としては面白い。

株式投資するなら、今は、日米ともに株価が下がっている。エントリーポイントとしては、千載一遇のチャンスのように思う。インドネシアで、身近なところでは、ユニリーバや(ガソリンスタンドでもよく見る)シェル(米国市場にも上場)や、日系自動車メーカー(ちなみにトヨタのキジャンは海外専用モデルなので、日本では売っていない)、ポカリスエットの大塚製薬、ユニ・チャームあたりが、すぐに思いつく。

インドネシアは親日で、日系企業も多いが、歴史的背景で、オランダ本社のユニリーバ(石鹸、シャンプー、歯磨き粉など。商品例:シャンプーのダウなど)、石油のロイヤル・ダッチ・シェル、家電のフィリップスなどが強い。なので、日本にいる時よりも、多角的な視点で見れるかも。

私がドル預金を始めたのも、そういう背景からである。過去の通貨危機などを踏まえ、自国通貨への信認が低いため、インドネシアのお金持ち(目安:日系の会社の部長さんレベル以上)は、家屋・土地への投資に加え、ドル資産をシンガポールの銀行、またはHSBC銀行のような外資系銀行に保有しているのが一般的である。

日本は円貨が強いので、こういった観点はないが、食料自給率の低さや、人口減といった社会構造を考えると、将来的には円安になってもおかしくない(ただし短期的には国際輸出競争力が増えるので、トランプ大統領はNO、とう方向のようであるが)と思うのである。

また、投資するなら、インドネシアで身近に感じる日系企業のように伸びる海外市場で存在感を示す会社が(日本の人口減をものともせず)伸びていくのだと思う。かつてのイギリスのように。

投資しないにしても、「インドネシアに住むメリット」は常に意識しておきたいものである。投資も大切かもしれないが、今しかできないことも、とても大切である。

仕事では日本の理不尽な、急な要求に対して、多忙な駐在側としては、OKY(O:お前、K:ここに来て、Y:やってみろ)とかよく言う通り、心が疲れることもある海外生活だが、それ以上に素晴らしいことも多い。

日本にいる人も、インドネシアにいる人も、今を楽しみ、今年は良い年にしたいものである。